この夏はどこに行こうと、エクスペディアを検索していたら、バンコク経由ミュンヘン・イン、コペンハーゲン・アウトにぶつかった。エアは73,330円。思わずクリック。
 このバンコク経由、ミュンヘンへは、2007年の同じ7月に行っている。ま、知ったところと思い気軽に出かけた。
ついでと言っては何ですが、ミュンヘンからフランクフルトまではレンタカー、それからケルン、ハンブルグを経て、コペンハーゲンまで行ってみることにした。
 いつものように美術館、ワインにビール、そして少しばかりゴルフの旅です。

2017年7月11日(火)

 いつもの中部セントレアから10時30分のタイ航空でバンコク。
 安くて勝手知っていて便利なホテルと言えば、スクインビット11のマンハッタン。日本人慣れしていて、朝食も日本食たっぷり。
 夕食はロビンソンデパートの地下のMKタイスキ。シンハビールをしっかり飲んで、バイ・ポーでフットマッサージ。風呂にゆっくりつかって9時過ぎに寝てしまう。

7月12日(水)

 早く寝すぎて4時半に目が覚め、5時半起床。
 6時過ぎに朝めし。お粥や味噌汁はもちろん、出汁巻き、焼き鮭など。もちろん洋風の物も品数が多い。
 チェックアウトして荷物を預ける。
 ま、今日は一日あるのでゴルフ。いつでも何人でも、勝手に来て下さいというグリーンフィの安いユニコ・グランデに出かける。

Unico Grande Golf Course

http://www.unicograndegolf.com

10番336y P4

 あいにくユニコは改修中で、アウトが使えずインを2度まわる。
 このコースは以前に何度もご紹介をしたので、ざっとイン、青マークから3.447ヤード、白から3.219ヤード。市内から30分と最も近いコースとだけ紹介しておきます。
 プレーフィも2.300円と格安。コースもまあまあの日本的に言うと普通のコース。但しホールの間にクリークが多く注意が必要。

12番332ヤード・パー4
15番439ヤード・パー4
18番399ヤード・パー4
あがってオムレツでシンハビール

 七月のバンコクは日本とそう変わらない暑さ。この日も曇りで雨もなく、1リットルの水筒のポカリを半分ほどしか飲まなかった。ま、途中の茶店でビールは飲んだが……。
 相変わらず、スリーパットも多く2度ともボギーペース。
 あがってシャワーをしてオムレツにビールの大瓶一本。280バーツ(約900円)。

 タクシーで帰ってアソークのスタバでコーヒー。BTSでプロンポンへ。ポー39で2時間マッサージ。エンポリの大戸屋でカツ鍋。ホテルに帰り、すぐ前にあるアイリッシュ・パブでジェイムソンをなめて時間をつぶし、9時過ぎにタクシーでスワンナプームへ。

大戸屋のおなじみカツ鍋

7月13日(木)

 00:50(TG924),定刻にバンコク発。7時にミュンヘン着。Sバーンで中央駅へ。歩いてホテルViVadiに10時。荷物を預けてUバーンでノイエ・ピナコテーク(近代美術館)へ。
 以前にしっかり見て、その記憶もはっきりしていたが、まずゴヤはさすがに上手い。画家が職人だった時代の末尾の最高峰だと思う。ゴッホのオランダ時代(1884年)のモノから6年後の、畑の広がる1890年まであり、この、最晩年の畑の絵の前に思わず長く佇んでしまった。セザンヌなども一応揃っているが、チューリッヒやバーゼルには勝てない。
 市役所横のドニスルでビールとソーセージ。レジデンスの裏のナショナル・ボックスで明日のコンサートのチケット(44ユーロ)。デパ地下で食料、白ワインなどを買いホテルでご飯を温めて、レトルトの親子どんぶり。

ノイエ・ピナコテーク
ピカソのアルルカン
凄い官能!フランツ・バン・スドック
ミュンヘン市役所

7月14日(金)

 5:30起きる。ラーメンを作って食べ、ひげを剃って、8時前に出て、中央駅からS2でKarlsfeld(2.8ユーロ)、16分。タクシー(15.2ユーロ)でMUNCHNER GOLF ESCHENRIED。が、着いてみると予約が入っていないという。スマホのメールの画面を見せると、なんとここではなく「これって、Munchen-Riedhofじゃない?」と言われる。
 間違ってEschenriedのつもりで、Riedhofにメールをしてしまっていたのだ。ま、許してもらって9時過ぎTee Off。。  

Munchner Golf Eschenried

http://www.golf-eschenried.de

12番345m(380Y) P・4

 エッシェンリードは森の中の上品な静かなコース。フラットで長いホールも多い。メンテナンスは最高で、グリーンの速さも丁度良い。この季節、涼しくて最高。
 グリーンフィは70ユーロ。
 アウト(3,087㍍)はドライバーもグッド。アイアンはイマイチで45。イン(2,848㍍)は少し疲れが出て47で92。

今週のトーナメント案内
1番310m・P4
4番128m・P3
6番427m(470y)・P5 ボギー
7番462m(508y)・P5 やっとナイスパー
8番394m(434y)・P4 シャンクしてダボ
10番367m(403y)・P4
11番246m・P4
12番348m、ティーを振り返る

 結果はパー6、ボギー5、ダボ6、トリ1。何とパーとダボが同じ数!珍しくパットミスは少なく、シャンクや引っかけが多い。
 ハーフでビール0.5リットル、あがって顔を洗い、ビール0.31リットルとサンドイッチ。

 3時半頃ホテルに帰り、シャワーをして昼寝。
 5時半頃出かけて街歩き。レジデンスの横でワインにポークの燻製。コンサート前にみなさんワインやビールを飲みながら談笑している。
 今夜の演しもの1曲目はピアノ五重奏。Franz Schrekerという20世紀初頭の初期の現代音楽という感じの曲。2曲目はモーツアルトのクラリネット協奏曲。これは文句なしに美しい。クラリネットはアンドレアス・シャバラス(Andreas Schablas)というオーストリア生まれの人で、美しく躍動的でかつ歌い上げるのがうまくて、心の中で和しながらうっとりと聞き入る。3曲目はこれも現代音楽でErust V. Dohnanyiという人のヴァイオリン、ビオラ、クラリネット、ホルン、クラヴィアのアンサンブル。8時に始まり、10時前終了。しっかりと楽しませていただいた。

レジデンス(王宮)のコンサートホール

7月15日(土)

 5時に目が覚めてしまい、眠い。ゆっくり部屋でパンなどの朝めし。10時にチェックアウトしてレーン・バッハ美術館へ。
 現代作品も多く、私の好きなな~んも描かれていない(ただ白い色が塗ってあるだけとか)絵も数多くあって好感。
 この美術館は名門のレーン・バッハさんの蒐集から始まった美術館で、カンデンスキーの初期から1913年頃までがしっかりどこよりも充実している。とくに1903年から1911年の間の変化模様がくっきりとわかる展示になっていて大変面白い。
 クレーもあるがそんなに多くはない。ドイツ表現主義とかロマン主義とかも数多くある。なかでもドイツ表現主義の一翼を担った青騎士と呼ばれたグループ、フランツ・マルクをリーダーにカンデンスキー、ブリュック、クレーなどの足跡を見ることができる。彼らはその後ナチス・ヒットラーから退廃芸術として弾圧を受けたがミュンターという女性が自宅の地下室に隠したりして彼らの作品を守り抜いた。戦後、彼女が80才のおり、それらの作品がミュンヘン市に寄贈され、この膨大な美術館を代表するコレクションとなったのだそうだ。

これがカンデンスキー!
これも初期のカンデンスキー!
クレー  いいねえ!
ドイツに集まった青騎士のリーダー役のマルク

 ミュンヘン中央駅まで歩いて戻り、バジェットで車をチェックアウト。ホテルで荷物を積んで、ガーミッシュ・パルテンキリヘンを越えたグライナウという山間の田舎町へ(約100㎞)。さっそく隣町のスーパーでワインやハムなどを買い、部屋のテラスでビール、ワイン、持参の赤霧島のお湯割りなど。仕上げは親子どんぶり。
 部屋のテラスから山がどどっとかぶさってくるようで最高。気分よく飲みすぎ、シャワーもせず寝てしまう。夜中に目が覚め、シャワー。翌朝は山に朝日が当たりモルゲンロートそのもの。

テラスから山の眺め
翌朝はモルゲンロート

7月16日(日)

 7時からホテルの朝めし。昼用にサンドイッチをつくり、ゆで卵、バナナなどを持つ。
 9時頃、Eibse(アイブッセ)湖のロープウエー乗り場に行くもロープウエーは工事中で休み。車輪が歯車の電車(往復53ユーロ)に乗りドイツ最高峰のツークシェビッツアへ。
 途中からは地下を走り、8合目当たりからはロープウエーに乗り換える。
 頂上は広く、テラスやレストランなどいろいろな施設がある。空は晴れてはいるが、頂上には雲が湧き、遠く(オーストリア方面)の3,000m~4,000m級の高い山が見えない。
 ゆっくりとテラスで持参の昼飯を食べながら晴れるのを待つがいっかな晴れず、あきらめてロープウエーで8合目へ。が、ここからは遠くの山もよく見える。
 つまり、雲の下からは遠くも見える。頂上よりも1歩下からの方が見通しが良い場所なのだ!王様よりも一歩手前が世の中がよく見えるのだ!これは凄いことをツークシェビッツアに学んだものだ……!?。

アイブッセ(Eibsee)から
ドイツ最高峰ツークシェビッツア(2,960m)の頂上
頂上のテラスに遠望する山々のガイド
8合目からの眺め

 Eibseeに降りて、ノイシュバンシュタインへ向かう。
 あまり距離はないはずだが、幹線道路で日曜日とあって混んでいる。ホーエンシュバンガウに着き、広い駐車場(6ユーロ)に車を入れ、チケットセンターへ。17:35からのチケット(12ユーロ)を買い、長蛇のシャトルバス(往き1.6ユーロとあったがなぜか帰りはタダだった)を待つ。
 下から見ると、お城はなんだかショボイ。が、中は超デコレート。ルイードリッヒ2世の悲劇的な晩年ながら、こんな贅沢。が、全体に明るくない。
 日本語のガイドホンを貸してくれて、案内の男に導かれてまわる。1時間ばかりでお城を見終わって写真を撮る為に少し離れた橋まで歩く。この橋からは「ま、ノイシュバンシュタインやわな!」と言う感じ。橋の足下は滝のある流れ。

 4㎞たらずのフッセンのはずれのホテルへ。宿のおばさんに聞いて村の中心部のホテル・ポストというレストランへ20分ばかり歩く。ここからも山の中腹にノイシュバンシュタイン城がよく見える。
 シュニッツエル(薄いカツ)にビール、白ワインをたっぷり。眠い眠いと呟きながら再び歩いて帰る。道すがら夕日に照らされ、赤い光に包まれたお城が見える。平和な、山を見渡せる田舎の野を見ながら歩く。風呂に入ってバタンキュー。

ノイシュバンシュタイン城、麓からの眺め
近くから
有名な撮影場所の橋の上から
フッセン郊外
フッセンの町並み 

7月17日(月)

 ホテルのシンプルな朝飯を食べ、フッセンの中心部へ。なかなかオシャレな町である。メインストリートは歩行者天国で、カフェに入ってトイレを借りたり、爪切りを買ったりしてぶらつく。預けておいた駅前の駐車場から車を出して11時頃、リンダウへ。
 リンダウはボーデン湖の湖岸近くにある島が町の中心部で、橋で結んでいる。が、私が泊まるのはその中心の島から少し離れた安宿。
 1時頃についたがチェック・インOK。荷物を置いて10分ほどのリンダウ・ゴルフクラブへ。1時から3時頃という曖昧な予約をしておいたが、2時50分、ティーオフ。(グリーンフィ80ユーロ)。気温が29度くらいあり、暑い。アップダウンのあるホールも多く、ヨーロッパの森の中のコースという感じ。

Golf Lindau

http://www.golflindau.de

17番ティーからボーデン湖が広がる
1番 476m・パー5
3番 117m・パー3
 
6番 171m・パー3
7番 340m・パー4かなりの上り
 
アウトを終えてビール
10番 144m・パー3のグリーン
 
12番 294m・パー4
16番 204m(225ヤード)・パー3、左の大きな木の向こうにグリーン
 
17番 294m・パー4
18番 325m・パー4

 まさに本格的なコースで、黄色ティー(コースレート70.4、スロープレート125)、アウト3,007m(3,308ヤード)パー36、イン2,666m(2,933ヤード)パー35、トータル5,673m(6,0240ヤード)パー71。
 スロープレートからは、そう難しくないコースであるが、適当な長さのホールもあるけれど、黄色ティからでも届かないホールが多い。
 ハーフを終え10番ショートのティグランド横でビール。ショートホールに特徴があり、特に16番は204mもあり上り、しかもグリーンの前は大きな木があり狙えない。グリーンの横にトライバーで軽く打って、幸いにも56度がぴたっと寄ってパーを拾う。
 この16番のグリーンを終えるとボーデン湖が一望に見渡せる。これは気持ちのいい最高の眺めだ。
 アウト46、イン42で88はまあまあ…!?

 ホテルに帰り(約2㎞)バスタブにゆっくりつかり、下のレストランの野外席でビール(2杯)、シーフードスパ(シーフードはタコのみであまりイケない)、サラダ。
 近くのガソリンスタンドのコンビニで水(1.5㍑2本、4ユーロ)。安宿にしては広い部屋で部屋専用のバスルームが別にある。

7月18日(火)

 6時に起き、ひげそり、朝めしを食べ、チェックアウトしてリンダウの港に行ってみる。
 このボーデン湖はドイツ、スイス、オーストリアに囲まれている比較的大きな湖。
 オーストリア、スイスへの遊覧船は17ユーロだが時間的に適当なのがなく、あきらめて近くのスーパーによってビール、ワイン等をたっぷり買ってシュトットガルトへ。

リンダウの駅前
リンダウの港。入口のライオンが有名だそうだ
シュトットガルトの路面駐車場は24時間7.2ユーロ

 途中、高速道路が工事中で、大回りしてシュトットガルトのユースホステルへ。ここは何かで素晴らしくオシャレなユースだと見たのでブッキング・ドット・コムで予約したのだが、
なにせ、冷房がないので暑い暑い!しかも4人部屋であまりオシャベルもしない中欧あたりの若者ばかりでなんだか味気ない。テラスで氷をもらって、スーパーで買ってきたビールやワインを屋外のテラスで夕食。シャワーをして8時過ぎに寝てしまう。

7月19日(水)

 1時頃に目が覚めたが、5時半まで寝る。
 7時前からユースの朝めし。これはまあ、なんやかやがたっぷりありグッドなバイキング。
 車で15分ばかりの、Golfanlage Schloss Nippenburg(ゴルファンレイジ・スコラス・ニッペンブルグ)に出かける。
 

Golfanlage Schloss Nippenburg

http://www.schlossnippenburag.de

広ーい高原状のコース。7番 304m(335y)P4

 9時にスタートするが、ま、半ズボンのタイスタイルでも暑い。電動手引きカート込みで71ユーロ。
 黄色ティからアウト3,000m(3,300y)、P36、イン2,866m(3,153y)P35,トータル5,866m(6,453y)P71。コースレートは71.2、スロープレートは132と少し基準の124からは難しい。。  

オシャレなクラブハウス
電動のパワーカート
1番 471m(518y)・パー5 ナイスバーディー
2番 337m・パー4もパーと出足好調
3番 315m・パー4のティーをふり返る
9番 356m・パー4
アウトを終えてビール
10番 150m・パー3
12番 158m・打ち下ろしのパー3
13番 450m・パー5ティーショット左ラフにロストでダボ
14番 394m・長く美しいパー4ながらダボ
16番 395m・パー4ここもダボ

 ニッペンブルグは高原状のコースで、アップダウンもあり残念ながら日陰が少なく暑い。
 しかし、出だしのロングで1W、5W,8I、1Pでバーディー、2番ミドル、3番ミドルもともにワンパットでパー。その後はボギー5つ、パー1個で40とできすぎ。
 が、ビールを飲んでインに入るとアップダウンがきつくなり、少しひねったホールもあり、ボギー、ダボ、パー、ダボ、ダボ、パー、ダボ、ボギー、ダボとパー35で47!ま、こんなモンやな!。が、フェアウエーもグリーンもベリーグッド。名門らしい風格もあり、ホールアウトしてビールやワインを手に語らっている地元のプレーヤーもそれなりに落ち着いた感じの人が多い。
 あがってコーラとユースでこしらえてきたサンドイッチ。

 2時過ぎにユースに帰り、シャワーをしてビール。昼寝を少ししてからシュトットガルトの駅前のデパート〝ガレリア〟の地下食品で買い物。

7月20日(木)

 6時半、朝めし。8時過ぎハイデルベルグに向け出発。
 ハイデルベルグ城は広くて、古く、廃城にもかかわらず、各国からの見物客がどっさり。歩きくたびれる。

 マインツのグーデンベルグ博物館へ。やはり印刷屋(私のこと)としては、ここまで来て寄らなければメンツが立たない。
 ヨハネス・グーデンベルグは活字印刷の祖とされていて、マインツ生まれ。最初の大量印刷は「四十二行聖書」で、その美しい紙面は圧倒的に西洋に近代的媒体をもたらしたものとされる。
 この博物館では、当時の印刷物が展示されていて、紹介の映画のあと、見物人を前に実演で当時の活字母型から金属活字が鋳造される模様、そして組版をして、プレスを見物人にやらせてくれる。ちょうど私と実演の女性との目が合ってしまい、指名されてプレス印刷をさせてもらった。

ハイデルベルグ城からの眺め
グーデンベルグ博物館
「四十二行聖書」を印刷
フランクフルトの地元街でビールとソーセージ

 4時前まで時間を気にしながらしっかり見て、フランクフルトへ。ホテルに荷をおいて中央駅に車を返しに行く。チェック・インを5時としてあったので、「バジェット用でない駐車場に車を入れた」というと、「ああ、オーケー。だけど10ユーロいただきます」だと……。
 Sバーンでフランクフルトの中心街、ホウプトヴァンへ出て、ビールにソーセージと思うも、イタリアンだとかフレンチなどのレストランばかり。歩き回ってレーマー(市役所)近くの地元のレストランをやっと見つけて、ビールにソーセージ、白ワイン。やっぱ、うまい!
 ひと駅市電に乗って帰り、バタンキュー。

7月21日(金)

 地図を見ながら、シュテーデル美術館まで歩く。途中はセックスショップなど少しヤバそうな地域。
 シュテーデル美術館は、フランクフルトの銀行家、シュテーデルのコレクションをもとに設立された絵画館。中世から20世紀に掛けての絵画がありフェルメールの『地理学者』やボッィチェッリの『女性の肖像』など初期ルネッサンスから印象派、ドイツ表現主義までの見ごたえのある作品が目白押し(「歩き方」のまま)。
 しかし、私の場合、古いモノにはあまり興味はなく、初期のゴッホに感動し、ドレスデンに集うドイツ表現主義派、ムンク、キルヒナー、マチスなどのあまりにただ描くだけの(表現する)作家に「つまらないな」と呟いてしまう。それでも、同じようだけど、ボナール、アンリ・ルッソーは「格別だな」とも呟く。レジエが一点、セザンヌの初期のもの、ロートレックのデッサンや水彩。やはり一級のモノは又格別。

シュテーデル美術館 
レジエの中期の作品
ピカソ

 市電でハウプトヴァンへ。Bar Cerona(バルセロナと発音する)でビール、白ワイン、ピザ。ガレリア(百貨店)を見てSバーンで帰り、近くのスーパで卵、オレンジジュース、サラダ。シャワーして、それらに加えて芋焼酎の水割り、仕上げはラーメン。

7月22日(土)

 5時に起き、ヒゲを剃り、ヨーグルト、オレンジジュース、ゆで卵。
 7時過ぎにチェック・アウト。すぐそこの中央駅へ。8時14分発でケルンへ。1時間と少し。
 ケルン大聖堂は駅前。ゴジックそのものでまさに大聖堂であるが、先の戦争で大きく破壊され、寸分違わず修復したそうであるが、なんだか不自然な古色もあり、「んっ!?」という感じもある。町を歩き、スーパーでワインなどを買う。昼飯はスーパーのイートインでビールとソーセージ。付け合わせのほうれん草の煮物が多すぎて辟易。
 
 駅前に戻り、フードリッヒ美術館。20世紀のアメリカンPOP、現代美術、ピカソも多い。レジエは少しだけ。モジリアニの1点がいい。
 預けた荷物を出して(ゴルフのキャディバッグなどロッカーに入らないので荷物預けに頼んだが、1,500円あまりもした)、15時40分発のICでハンブルグへ
 電車は遅れて8時20分頃ハンブルグ着。
 宿に荷物を置き、内アルスター湖の畔を歩いて、前に行ったことのあるフリーゼンケラーというレストランに行くも、前の経営者は引っ越したとのこと。親切にもその住所を書いてくれたので、店の前からタクシーで行ってみる。が、それが意外に遠く、アルスター湖の北の畔。往復30ユーロもかかってしまった。
 が、料理はうまかったので、ま、いいか!
 泊まったバーセラーホフというホテルは小さいながらなかなかオシャレで格式のあるホテル。ロビーも立派でバスタブもあり、久々にゆっくりする。

ケルン大聖堂の正面
東方三博士の聖遺物を納めた黄金の聖棺
ケルン大聖堂
ルードヴィヒ美術館のポロック
マーク・ロスコー
ムンク
ノルデの三作品

7月23日(日)

 朝もゆっくりして、まずは市立美術館。
 エコール・ド・パリの作品も多いが、どうじゃっ!とそれぞれの作画法を競っている感じでどうも好きになれない。ブラマンクやジョウレンスキーなどは特にそういう感じ。おなじエコール・ド・パリでもモジリアニやルッソーなどはなぜそういう感じがしないのだろう?
 しっかり見終わって、町に出るも日曜日で全て休み。しかたないので、ホテルのロビーで白ワインなどを飲みながら過ごして、タクシーで中央駅に行き、駅のコンビニで水、パン、赤ワインなどを買ってコペンハーゲン行きのEC39に乗る。

 1時間40分くらいして、連絡線に列車ごと乗り、バルト海を渡ってデンマークへ。
 フェリーは1時間くらいで、みなさんデッキや食堂で飲み食いをしている。デンマーク側に着き、列車は再び走り出し、ウトウトいている間に11時頃コペンハーゲン。今夜のホテルは駅前のアストリアホテル。コペンのホテルは全体に割高。

デンマークへのフェリー

7月24日(月)

 9時半まで寝て、10時からコンビニで買った朝めし。11時過ぎから町へ。
 まずは観光案内所でコンサートを探す。チボリ公園のホールでのチェロ独奏会のチケットを買う。
 ぶらぶらして、運河のそばで「歩き方」に載っていたイワシ専門店のビュッフェ。これが案外にお高くてイワシながらビールや白ワインを飲んで約4,000円!
 街角の自転車を借り出して〝人魚の像〟へ行ってみる。この自転車はタブレット付きでそこにクレジットカードなどの情報を入れて登録する仕組み。電動アシストつきでナビまでついている。で、〝人魚の像〟はさすが「世界・何じゃコレ」3大像のひとつだけあってまさに、どうーっということのない小さな人魚らしきもの。かの山下清さんも「人魚に足がある!」(ヨーロッパぶらぶら)と言っている。
 町を自転車で走り回り、ホテルに帰ってシャワーをしてチボリ公園のコンサートホールへ。素晴らしいチェロを聞く。
 チボリ公園は、これも山下清さんも浅草公園を思い出すと言っているとおり。ま、あの感じの大きいヤツ。

コペンのサマークラシック・ウイークのポスター
コペンはサンタクロースの会議の場所とのこと
イワシ料理
マリネやなんか知らん料理のイワシの数々
これぞ人魚の像

7月25日(火)

 今日はコペンハーゲンゴルフクラブ
 コペンハーゲン中央駅の2番ホームから4駅目のKlampenborgへ(約840円)。このクランペンボルグ駅にはタクシーが見あたらず、停まっていた車のお兄さんに聞くと、タクシーはないとのことで、僕が送っていってあげるよという。親切さが嬉しくて「お礼を!」というも全く受け取らない。ありがたいことでした。

Kobenhavns Golf Klub
(ROYAL COPENHAGEN GOLF CLUB)

http://www.kgkgolf.dk

大草原状の15番 323m(355y)P4

 入口の駐車場から長いアプローチの野道を歩きクラブハウスへ。10時の予約がミスで入っておらず、「すみません11時にしてください」と言われ、ま、コーヒーでもどうぞとレストランのテラスへ案内される。
 パワートロリーありますか?というと、スクーターを使ってくださいという。何のことかと思っていたら、一人乗りの電動乗用カート(これがまあ、四輪独立懸架でかっこいい)。
 練習ボールもただで、11時スタート。
 コペンハーゲンゴルフは高原状の大草原でトイレも売店も一切なし。バックかひとつ前からアウト2,984m(3,282Y)P36,イン2,709m(2,980Y)P35,5,693m(6,262Y)P71。スクーター付きで約9,500円。

入口からハウスへの野道
電動スクーター
速度調節もバックも出来た優れもの
練習場
コースにトナカイの群れ
2番 268m P4
3番330m P4
3番 330mのグリーン手前
6番 400m P4
11番 457m P5
11番グリーン
12番 140m 打ち下ろしのP3
ティーマーク
こんなおばさん連が多い
18番 175m P3 木の右向こうがグリーン
チボリ公園入口
コペンハーゲンは運河の町

 天候は曇りでセーターでちょうど快適。が、プレーヤーは全体に遅く、とくにすぐ前の3人組のおばさんたちはヘタな上、とくに遅い。
 こちらは一人乗りのスクーターで楽ちんそのもの。フェアウェーの左右は深いブッシュのラフ。ロストボールを二度か三度してしまった。ティーマークはバックが61、その前が57、52、49、45となっていてバック、レギュラー、シニア、レディス、レディスシニアという感じ。私は74才ながらレギュラーからまわる。アウト46、イン43でどうにか89。
 3時頃あがってビールを飲んでタクシーを頼む。駅まで100DKK(約1,700円)。

 再び電車で中央駅。ホテルに帰りスーパーでビスケットやクッキーなどのお土産を買って、近くのレストランでポークやビール、ワイン、サラダなど。お疲れさまディナー。

7月26日(水)

 朝起きて午前中は時間があるので、市役所前のアンデルセンの像を見て、ブラック・ダイヤモンドのロイヤル・ライブラリーへ行ってみる。
 まあまあ、素晴らしい図書館で、新しくモダンな部分とクラシックで重厚な部屋とがある。テラスで運河を見ながらゆったりとコーヒー。
 ホテルで荷物を出して電車で空港へ。アイ・チェックインしてあるのでバッグ・ドロップしてバンコク行きを待つ。TG951は満席。バンコクに5時半頃着いて、名古屋行きTG646は2時間ばかり遅れ。長い待ち時間をバミーナーム(ラーメン)を食べたりして、勝手知ったるスワンナプームで過ごす。