あー寒いなあ~っ!。どこか温かいところで暖まって来よに!
ということで、お手軽なところ、ベトナムに行ってきました。ベトナムは一昨年、タイからの帰りにハノイに寄ったので、
 今回はホーチミン(サイゴン)。そしてベトナムの新婚旅行のメッカ・高原の避暑地ダラット。
しかし、1942年生まれの私としては、ベトナムといえばあの戦争が頭から離れない世代。
終結の1975年から42年、まだまだ、貧しそうな景色もある中で、
思わず「いいね。いいね。平和こそ一番だね」と、声を掛けそうになる私であったりもします。
 とはいえ、ベトナムのあっけらかんとした明るさ、活気。
 人間って強いなあ!と、思わされたのも事実でありました。


2017年1月26日(木)

 我が町から中部セントレアまで船で45分。8時の便に乗る。あらかじめWebでチェックインをしてあったので、すぐにバゲージ・ドロップ。
 10時30分発のベトナム航空便は満席。
 料金はホーチミン往復とホテル7泊がついてお二人様107,000円。14時20分頃ホーチミン着。
 両替えはセントレアでしたのだが、1万円で1,700,000ドン(ベトナムドン=D)と少し高かったが、ホーチミン空港の両替えも同じ程度。あとで市内の貴金属店や両替え屋では1,980,000ドン。やはり大きく違う。
 空港からは慣れないので、タクシーチケットを買ってホテルへ。220,000ドン(約1,100円)。その後、市内と空港を行き来したが、市内から空港までは140,000ドン(約700円)程度。空港バスは40,000ドン(約200円)。荷物が多くなければ断然空港バスだ。
 ベンタイン市場近くのホワイトラグジュアリーホテルというたいそうな名前のホテルに泊まったのであるが、あとから調べるとこのホテル、口コミが全く悪い。しかし、そう際だって悪くもなく、連れ合いは「私は気に入ったよ」などといっている。ま、欠点はお湯の出が悪いことくらいだったが……。
 ただ、このホテル(近くのホテルも同じだそうだが)滞在中、パスポートを預かりますという。拒否すると50US$をデポジットしろという。仕方がないので、5,000円をデポジット。
 さっそくベンタイン市場に出かけ、近くのFoods Streetという屋台の固まりみたいなフードセンターでタコ、エビ、揚げ物などでビール。二人で4,000円くらい(少し高い)。ビールの他はワインなどもあるが、高い気がするので、部屋に帰って風呂に入って焼酎のお湯割り。

1月27日(金)

 朝食はバイキングでフォー(米麺)や焼き飯、フランスパン、クロワッサン、ソーセージなどまずまず。が、コーヒーが濃すぎてどうもあわない。
 今日はLohg Thanh(ロンタン)ゴルフクラブ。11時15分からのスタートだったが早めに出発。ホテルの前に溜まっているビナサンタクシー(ホーチミンでは信頼の置けるタクシーという評判)で交渉すると片道600,000ドン(3,000円)、往復1,100,000ドン。8時過ぎに出て、9時にコース着。
 スタート時間を早めてというと、ヒルコースからレイクコースに変わって10時スタート。グリーンフィはキャディ込みで約6,500円。


Long Thanh Golf Club & Residential Estate

http://longthanhgolfresort.com

Lake 3番104y P3

ロンタンは白からアウト2,759y、P36,イン2,897y、P36、トータル5,652yP72。ブルーからはトータル6,572yP36。白からは少し短い。
 フェアウエーもグリーンもOKの難のないコース。

13番313ヤード・パー4
16番の茶店
16番132ヤード・パー3
13番のグリーン脇
17番 465ヤード・P5
18番371ヤード・P4
Lake1番 313ヤード P4
3番 104ヤードm P3
9番 364ヤード P4
上がってビールと焼きそば

 ときどき池が絡むが、ま、そう難しくない。しかし相変わらず3パットが多い。アウトに入ってパー、パー、パー、ときたのでティーをブルーに変える。と、とたんにボギー、ボギー、508ヤードのロングで林に入れたりしてトリ、次もダボ…!結局90をオーバーしてしまった。やはりブルーからはちょっと手応えのあるコース。
 気候はバンコクより少し涼しい感じで、半ズボンにクールビスのポロで少し汗をかく程度。キャディのお兄さんも一所懸命で好漢。
 上がって、シャワーをしてタイガービールと焼きそば。1時に来てと言っておいたタクシーが来ないので玄関のお兄さんにタクシーを呼んでというと、近くにいたお兄さんが600,000ドン(3,000円)でという。ま、仕方ないかとそれに送ってもらう。
 ホテルに帰って町に出ると、ベンタイン市場も両替えも閉まっている。
 これは当然で、旅行の計画を決め、予約をしてから知ったのだが、ベトナムはテト(中国風の旧正月)の習慣の国で、そのテトの元旦が今年は1月28日、今日は大晦日と言うこと。テト休暇は2月1日までで、今日の大晦日から30日まではほとんどの公的機関はお休み。
 ぶらっと散歩をしてみると、近くの公園では大イルミネーション。大通りでは龍の舞などをやっている。行けども行けどもつきない屋台の夜店で蜂蜜の小瓶を15個買う。(値切り倒して500,000ドン=約2,600円)。サイゴンスクエアを経て帰る途中の食堂で、シーフードサラダや焼き飯。ビールを二杯ずつ飲んで400,000ドン(約2,000円)。明日からのダラット行きの荷を作る。

公園のイルミネーション
獅子舞?龍舞い?
ホーチミン風ピンチョス?
ベトナムの象徴、ハスの電飾

1月28日(土)

 7時に朝飯。8時前ホテルを出て空港へ。123,000ドン(約620円)、15分くらい。
 今日はテトの元旦。空港の両替えも銀行も休みで、国際線の到着ロビーで両替えをしようとするも、出口の警備員がパスポートを預かるというのでやめる。
 ダラット行きのベトジェットにチェックインして、ゆっくりコーヒーを飲んで行き交うヒトを眺めるながら待つ。
 ベトジェットでダラットまでは50分。片道お二人で20キロの荷物一つを含んで16,166円。帰りはジェットスター13,500円。
 11時05分発で12時前、ダラット着。もちろん機内では何も出ない。空港からは40,000ドン(200円)のエアポートバスでDu Park(デゥ・パルク)ホテルというと玄関先に着けてくれる。
 ホテル デゥ・パルクはダラットゴルフクラブを併設したPalace系のホテル。メインにはダラットパレスホテルというクラシックの豪華ホテルがあり、その前がデゥパルク。しかし、ここもクラシックな感じの落ち着いたなかなかグッドなホテルである。
 ひと休みしてさっそく市の中心地へ。途中あまりに腹が減ったので、坂の途中の食堂で海鮮フォー(米麺のラーメンのようなもの)とビールを食べる。うん、なかなかおいしい。しかも二人で80,000ドン(400円)!お茶もあってポットから自分で入れて飲む。町の中心の市場も銀行など公的なものは全てお休み。
 湖畔に降りて、オシャレなレストランで、ビールとダラットワインとエビを食べる(約2,500円!)。ダラットワインは余りいかさないが、エビのなんとかソースは絶品。
 ゆっくりと歩いてホテルに帰り、風呂に入って(ここはさすがに、熱い湯がたっぷり出る)、今夜はホテルのダイニングでビール、スープ、スパゲッティ、シュニッツェル(薄めのカツ)などで洋食。

ホーチミン、タンソンニュエット空港のベトジェット

ダラット湖畔のレストラン
エビの何とかソース煮

ダラットの大聖堂

 ダラットはホーチミン(旧サイゴン)市から北へ300㎞の高原の町。
 フランス統治時代に避暑地として開発され、そのせいでちょっとオシャレなところも残る。ベトナム戦争時代は大きな南ベトナムの陸軍学校もあり、しかも、周りの山々にはベトコン(南ベトナム民族解放戦線)の拠点が至る所に置かれた地帯。1,500メートルを超える高原地帯で1年を通して16、17度から25、26度でベトナムでは新婚旅行のメッカ。ベトナム人の80%はダラット産(!?)と言われている。

1月29日(日)

 7時過ぎに朝めしを終え、8時、シャトルカーに迎えに来てもらって湖を半周して、約10分、ダラット・パレスゴルフコースへ。
 クラブハウスはごく質素だが、リゾートと言うことと、お正月料金でホテル泊の割引であっても、キャディ込みで1,900,000ドン(9,500円)と少し高い。
 キャディはカワイイ19才のお嬢さん。今日はブルーからアウト2,942ヤード・パー34、イン3,615ヤード・パー38でトータル6,557ヤード・パー72。
 フェアウエー、グリーンも文句なく、距離もたっぷり。アップダウンも適当にあり、ひねったところのないコース。  

Dalat Golf Club

http://www.dalatpalacegolf.com


6番501y P・5
1番 170y P3 
2番 361y P4
4番 386yP4 長い目のミドル。ようやく一パットでパー
4番グリーン
5番 221y P3 5番ウッドでナイスオン2パット
6番 501yP5
8番 407 P4
9番 149y P3
10番 372y P4 美しいホール

12番 158yのP3のグリーン
18番 513y P5 これは長い登りのホール

18番グリーン
クラブハウスのテラスから18番を見る

 ガイドブックにも、美しい一流のコースとあるとおり、ま、文句のないコース。
 気候もよく、半ズボンという発想に至らず、綿パンに半袖ポロで丁度というところ。各地からゴルフファンを集めるというのもうなずける。

 シャトルカーでホテルに帰り、風呂に入って散歩に出る。相方は一日観光とかで、バスに乗って市内や郊外に出かけている。しかし、散歩に出たのはいいが、名物の中心部の市場も閉まっている。わずかにその当たりの屋台や観光客向けのお土産屋が店を開いているばかりだ。ま、肝臓にもよいというので名産のアンチョーク(朝鮮アザミ)のティーパックを3袋買う。

ダラット市場横の露天

 その後、「歩き方」に出ているレストランへタクシーで出かける。ダラット市場の近くの店で小さいがお客は一杯。しかも、これが今回ベトナム旅行で一番おいしいレストランであった。五目鍋にエビの何とか煮。ビール、ヨーロッパのワインなどを飲んで二人で2,500円。すこしその辺を歩き、またまたタクシーで帰る。

1月30日(月)

 ホテルの前にエアバスが迎えに来てくれて、ダラット空港へ。11時10分発のジェットスターは45分ばかり遅れて折り返し便でホーチミンへ。
 空港からは今度はエアバス(40,000ドン=200円)でベンタイン市場まで。ベンタイン市場は今日もお休み。すぐ前の貴金属店で両替え。なんと1万円で1,960,000ドン!
 ホテルで明日のメコンデルタツアーを申し込む。お正月料金で高いよ!というが、一日ツアーでランチがついてお一人様600,000ドン(3,000円)。
 ホテルの地下のフットマッサージ(1時間220,000ドン=1,100円)。今夜も「歩き方」で紹介されている高級海鮮レストランマリーナ・サイゴンに出かける。バンドが入った高級そうなレストラン。が、断然ダラットのあのレストランの方が美味い。

マリーナ・サンゴン

1月31日(火)

 今日は一日メコンデルタツアークルーズ。
 バスが8時にホテルに迎えに来て、かなり離れたメコンデルタまで約2時間半。乗り合わせたお客は25人ばかりで、欧米、アジア各地、なかには遠くコロンビアからというグループもいる。
 添乗員のベトナムお兄さんは全く流暢な英語。土地の案内に、ギャクを言ったり、クイズをしたり、全くあきさせない。乗客の組合せにも気を配り、私たちはことある毎にシンガポールから来た若いカップルと組み合わせられた。このカップルは奥さんはシンガポールで日本人の駐在さんの子供が通う幼稚園の先生で、旦那さんはブルネイで銀行員をしているとのこと。お二人ともマレーシア生まれとのこと。
 以下、メコンデルタツアーを写真で紹介します。

まずはココナツ園で休憩。ベトナム民謡のライブ

ジャングルクルーズ
メコンデルタのジャングルの中を行く
メコン川を渡る
川中の島にあがってランチ 
ココナッツ園
ミトーのお寺
ミトーのお寺。これは当山の弥勒さんとか

ホーチミンに帰ってニューハンゴンという大きな混み合った人気レストランへ出かける。
 船の中でコロンビアから来たという4人家族の奥さんと話す。コロンビアの何とか大統領、すばらしい大統領でノーベル平和賞をもらいましたね。というと、「う~ん」というような表情。でも、それは対外的にはそうでしょうけど、国内では今もドンパチ、いいカッコばかり世界に向けてしているんですよ。という返事。「そうかー。うちの安倍さんも同じだな~。福島はアンダーコントロールといってるが、ウソウソ、未だに冷却水や地下水はたまりに溜まって、もうお手上げ寸前。」などとお互いの想いを話す。
 ツアーの最後はメコンデルタの町・ミトーの仏教寺院を訪問してホーチミン着、午後4時40分。

2月1日(水)

 今日は本ツアー最後のラウンドをしてその後、帰国。
 ホテルの前からタクシーで30分程度。ベトナムカントリークラブ。

Vietnamu Golf & Country Club

http://vietnamgolfcc.com

12番189y P3
練習グリーン
10番 414y P4 長いミドル左へドッグレッグ
13番 542y P5
15番 382y P4 グリーン奥のバンカー
16番 184y P3 5Wでナイスオンながら3パット
1番 500y P5
ベトナムらしい雨よけ
7番 192y P3 5Wでオンして2パット
9番 405y P4
あがってサンドイッチとスイカジュース

 ベトナムカントリーはWestとEastの各18ホール。Westのインから青マーク3,365ヤード・パー36、イン3,274ヤード・パー36でトータル6,639ヤード・パー72。
 少し私には長く、フラットであるがグリーンが少し重く、しかも芽が強く手こずる。しかし、コースは林間のフラットな嫌みのないコース。インはさんざんでアウトに入ってようやくボギー、パー、パー、とくるが、ここで前が混んでいて、コースパトロールのお兄さんが2ホールを飛ばして6番にいけという。いってみると日本のおじさんとベトナムの若い坊や風のがいて、その坊やはドライバーを持たず、しかし、良く飛ばしうまい。こちらはとたんにトリ、パー、ダボ、ボギーで4番に帰ってもボギー、ボギー。結局90。
 しかし、ホーチミンはやっぱり暑く、半ズボン、クールビスのポロでもうっすらと汗をかく。(ま、バンコクより暑くないとは思ったが…)おかげで、ラウンド途中に缶ビール(333=バー、バー、バーという)を2缶飲む。
 上がって、シャワーをしてサンドイッチとスイカジュース。グリーンフィはキャディ、飲み物を入れてお正月料金で約1万円。チップは300,000ドン(1,500円)。タクシーは行き300,000ドン(1,500円=ビナサンタクシー)、なぜか帰りは400,000ドン(2,000円=マイリンタクシー)でした。

 ホテルに帰り、ゆっくりして町へ出て、お土産のココナッツキャラメルやら、Tシャツなどを買う。
 9時20分頃タクシーでタンソンニュット空港。深夜12時45分の便でセントレアへ。

以下、付録

 2015年、バンコクに出かけた帰りにハノイに寄りました。
 ハノイは今では統一ベトナムの首都。町は静かでしっとりとしたところのある古都とされています。ホアンキエム湖の畔の人形劇、ハロン湾クルーズなど、ホーチミンに比べると見所も多い都会です。で、その内の一日、ハノイ周辺では数少ないゴルフコースに出かけました。ハノイからタクシーで1時間ほどの湖の中の島のコース『King's Island(キングアイランド)』というコースです。

King's Island Golf Club

http://brgkingsislandgolf.vn/2/56/Home.aspx

9番 364ヤード・パー4
7番 520ヤード・パー5

  キングスアイランドはハノイから36㎞。LakesideとMountainviewという各18ホール。私がまわったのはLakeside。1993年アメリカのコース設計家・マック・ファーランドというヒトの設計だそうです。6,516ヤード、パー72。
 湖の中のリゾートコースで、対岸から5分ばかり船で行きます。グリーンフィは高く、平日であるのに、キャディ込みで12,000円位もする。
 アップダウンもたっぷりあって、森もしっかり。しかしグリーンが重く、芝目もきつい。これはちょっといただけないが、景観は全くの島だけに美しい。あまりうまくないベトナムの人、3人とまわる。ま、ハノイ周辺にはゴルフ場は少ないが、往復8,000円、プレー費(キャディのチップを入れると)14,000円。とちょっと贅沢かなとも思うコースではある。

以下、余計な事ながら・・・

 〝ベトナム〟と聞くと、前にも言いましたが、わたし1942年生まれの世代にとっては、高校生の頃のベトナム僧侶がフランスの施政に抗議しての焼身自殺。学生時代から家庭を持つ頃のベトナム戦争。べ平連(ベトナムに平和を!市民連合)という小田実の運動に共感を覚え、〝フランシーヌの場合は〟の歌を聴き、サイゴン陥落にホッとしたことを覚えています。
 その後、ベトナムについての教科書は近藤紘一さんの数々の本や下川祐治さん、皆川一夫さんなど。
 あのベトナム戦争がなぜ起こったか?というのは、一般には中国からの共産革命がドミノ式にベトナム、ラオス、カンボジア、タイ、マレーシア、はてはインドネシアまで、インドシナ半島に押し寄せてくるのをアメリカはじめ、自由主義諸国が食い止めにかかったということらしい。
 結果としては、50万人をはるかに超えて派遣し、凄惨な戦いをしたアメリカ空軍、海兵隊は負け、ベトナム、ラオス、カンボジアは社会主義国にはなったが、ベトナムの強さが幸いし、ベトナムは中国のいうことを聞かず、ラオスに影響力を行使し、カンボジアとも仲良くせず、膨張主義を捨てず、結局、周辺国からは同調されずにタイ、マレーシアなどへの波及はなされなていない。
 しかし、ベトナムの各地ではアメリカドルが飛び交い、一般の人にアメリカ人の顔なんか二度と見たくない。みたいな感情はない。これは日本人の感覚からは相当遠い。
 近藤紘一さんによると「ベトナム人は済んだことを振り返るという性質を持たない」そうだ。今日と明日。それだけに生きるのだそうです。
 いいとか悪いとかではなく、そんなベトナム。タイの「マイペンライ(ま、なんとかなるさ)」とはちょっと違った感覚も一面あり、そんな目で見て旅をするとひと味違った旅が出来そうです。