少し前(ずいぶん経ったんだけど)、東西冷戦の頃、ワルシャワだとかブダペスト、プラハというと、
胸にひやりとした重いものがのしかかってくるようであった。
 冷戦が終わり、すっかり元のヨーロッパとしてのパリッとした姿に、それらの都市は立ち帰っている。
若い頃、感慨を持って見つめていた場所をのんきな気分でまわってみました。

2014年5月29日(木)

 予約したフィンエアの名古屋中部空港からヘルシンキの便が機材の都合とかでキャンセルになり、大韓航空に変更され、中部─イチョン─アムステルダム。
 出発時刻が1時間早くなり、しかし到着は30分ばかり遅い。(ヘルシンキからアムスまで座席指定がしてあり、その料金は後ほど振り込まれて返却された)
 アムスで両替え。が、憎っくきアベノミクスとかで1ユーロが158円もする。(アムスの市内では149円だった)少しだけ替えて電車、トラムを乗り継いでコンセルトヘボウのすぐ隣の安ホテルへ。

5月30日(金)

 なにはともあれ、まずはゴルフ。(女房はいつものように町をぶらぶら)
 トラムの中で48時間券(12ユーロ)を買い、アムステルダム中央駅1番ホームからハーレム方面行きに乗り、10分ほどのHalfweg Zwanenburgへ。(往復5.2ユーロ)
が、駅に着いたら無人駅でタクシーなども全くなく、付近には商店もパブもない。Halfwegの町の方へかなり歩いてパブに入りタクシーを呼んでもらう。

Golfclub Houtrak

http://www.houtrak.nl

ホートラック4番、359m(395ヤード)・P4

 快晴でスキポールから飛び立つ飛行機の切れ目がない。やはりKLMが圧倒的に多い。
 コースは静かで雄大で、嫌みは全くないパークコース。アップダウンもほとんど無く、池も多くはないがしっかりある。
 黄色(レギュラー)ティからアウト3,130m、パー36。イン2.986m、パー36。6,116m(6,728ヤード)、パー72。  

(左)9番389m、P4 (右)15番372m(409ヤード)・P4
16番317m、P4

 1番はワンパットでパーとするものの、ロストボールが多く、ダボやトリが混ざる。歳をとってボールを追う視力が弱くなっていて、どうしてもボールを見失ってしまうようだ。後半はショートの池ポチャ一つ、ダボ3つで48。100を切ったが情けないスコア。
 距離は400mを超えるミドルもあり、全体に長め。グリーンは速くも遅くもない。もちろん歩きの人ばかりで、中にはチラホラ担ぎの人もいる。私は一人で手引きカート。
 9時前にスタートして12時過ぎにあがる。珍しくフィは後払いでカート込みで75ユーロ。けして安くはない。
 レストランのテラスでオムレツ、サンドイッチ、ビール(13ユーロ)でゆっくりし、タクシーを頼んだら近くにいた二人連れの一人が「私が送っていくよ」と声をかけてくれる。同乗させてもらったら「どこのホテル?」と聞くので、「コンセルトヘボーの隣です」というと、そこまで送っていくと言って下さるがそれは遠慮して駅まで送ってもらう。
 中央駅から16番トラムで2時半頃ホテルに戻り、シャワーをして町へ。女房と待ち合わせてぶらつく。町は人、ひと、ヒト……!各国お上りさんびっしり。
 安売りの電気ポット(8.5ユーロ)を買い、スーパーでワイン、ソーセージ、ビールなど。冷えたビールがないので氷も買う。ワインは5ユーロ程度。
 ホテルに帰る前に、隣のコンセルトヘボーで明日のフォーレのレクイエムの切符を買う(一人55ユーロ)。部屋でビールを飲み、ラーメンを食べ(カップヌードルよりインスタントでもラーメンの方がうまい。そのために電気ポットは必需品)、芋焼酎をロックで飲み、7時過ぎに寝てしまう。

5月31日(土)

 今日は一日、美術館巡り。
 アムスは5、6回来ているがオランダ国立博物館、ゴッホ美術館、特にゴッホはいつも涙が出てしまう。見ながらメモをとっているといつの間にかびっしりノートに書き込んでいる。〝1990年 「アーモンドの花」=美しきものを見た(という)ゴッホに救われる感じ〟とかなんとか書いている。

 レストランでビール、ローストチキン、パン、ワイン。
 ホテルに帰り、少し休んで明後日のゴルフ場に電話。
 7時すぎコンセルトヘボーへ。演しものはネーデルランドオーケストラでバッハの小品にフォーレの「レクイエム」。
 コーラスもすごく美しく、聴き進むうちに耳になじんできて、柔らかい小さな音がすばらしい(このホールはボストンのシンフォニーホール、ウィーンの楽友協会と並ぶ音のいいホールとして有名)。やはり小さい音がしっかり届くことがいいホールの条件(私の素人判断)。
 休憩時の飲み物はタダ。
 後半はフォーレを中心とした10数曲の小品。アンサンブルあり、合唱付き、アカペラあり、オルガン曲あり、フルート・バイオリンのコンチェルトあり、楽しませる。アンコールもしっかりあり、フォーレの「夢のあとに」(フルート)がいい。

(左)朝、近くの公園を散歩    (右)アムステルダム・コンセルトヘボー
 

6月1日(日)

<クローラー・ミュラー美術館>
 アムステルダムから1時間たらずのアーネムからバスで広大な公園の中にあるクローラー・ミュラー美術館へ。
 ゴッホを収集するこの美術館を初めて訪れたのは1986年。もう28年も昔だ。
 冬のことでバスは公園の入り口あたりまでしか行かず、雪の中を歩いていたらトヨタ・ハイエースのおじさんが乗せてくれたのを思い出す。今日は暑いくらいの夏、まっ盛りだ。
 美術館そのものは、昔と変わっていない。が、見物の人はその頃からは想像もできないほど多い。まずは並んで食券を買い、テラスでスパゲッティにビール。
 1887年の「Mand met appel's 」モダンないい絵で、新しくセンスもある。これで押していったらゴッホの人生もずいぶん違ったものに……、と思う。
 次の年の1888年、誰でも知っている「夜のカフェテラス」。まだ穏やかで幸せだった頃。見て進むと「ゴッホはやっぱり絵描きそのものなのだ」と変な感想。
 晩年の「糸杉と星の見える道」がないので、スタッフに聞いたら、「貸し出し中」という「どこへ?」と不満たらしく聞き返したら、「ナゴヤ」だってさ。私の近くだ。そういえば『ゴッホ展』やってたわ。

(左)1887「Mand met appel's」    (右)1888「夜のカフェテラス」

Amsterdamse Golfclub

http://www.amsterdamsegolfclub.nl

ハウスのテラスから
 

6月2日(月)

 今日はゴルフをしてからベルリンに向かうので、早めに出かける。
 場所は先日のホートラックのすぐ隣、アムステルダム・ゴルフクラブ。ホートラックへのタクシーで途中、標識があったので駅から歩いてみる。グーグルで検索すると、30分程度らしい。で、歩いてみたらちょうど30分であったが、コースを歩いている時の30分とは全く違い、ずいぶん長い感じがした。
 黄色からアウト2,890m、P36,イン3,031m、P36,5.921m(6.513ヤード)、パー72。7時40分、ティーオフ。

(左)5番462mのロングのティーグランド付近。多くのホールにベンチとゴミ箱がある。 (右)9番290mの短いp4
(左)13番392m、長いミドル(右)18番442mのロング
(左)テラスからスキポール離陸の飛行機  (右)ハイネッケンばかりではない美味いビール

 広々として落ち着いたいいコース。プジョー評価ではホートラックが16でアムステルダムは15だが、比べるとこちらの方がシックな感じがある。
 アムスの近くには、ハーレムにKennemer 、ハーレムとデンハーグの間にnoordwijk というともに評価18のリンクスコースがあるが、落ち着いたオランダらしい林間コースもを楽しんでみた。

 ホテルに帰り、近くのビアホールでオムレツとビール。コンセルトヘボーの横から2時29分のバスでスキポールへ。
 18時のイージージェットでベルリン19時25分着。電車でアレキサンダープラッツ。歩いてホテル「H2 Hotel Berlin-Alexanderplatz」。

6月3日(火)

 今日はのんびりベルリン見学。
 アレキサンダープラッツ駅でワルシャワ行きの切符(二人で129ユーロ)を買い、電車でベルリンの壁の象徴的遺産ブランデンブルグ門でお上りそのものをし、ポツダム広場から絵画館へ。
 この絵画館がまあまあすごい!量も質もすごい!しかも各国の絵画史をたどる歴史的な作家を網羅している。見疲れた私の感想は『豊穣もあり、不幸もあり、この世』であった。

 ここも各国お上りさんがぎっしりのブランデンブルグ門

Golf Club Berlin-Wannsee e.V

http://www.glcbw.de

7番ハンデ1、364m(400y)P4

6月4日(水)

 当初予定していたベルンハルト・ランガー設計のStolper Heideが満員でBerlin-Wannsee に変更。
 アレキサンダープラッツからS7でポツダム方面へ、Berlin-Wannsee で降りて316のバスに乗り、Schaferberg で降りる(これホテルでゴルフ場への行き方を聞いたら、全てを調べて紙にプリントをしてくれた)。乗り物は一日券(2.8ユーロ)ですべてオーケー。
 が、9時頃着いたが今日はクラブコンペとかで、11時30分まで待たされる。ビールを飲んだり、練習場でしっかり練習(もち無料)。土地のおじさんが話しかけてきて、「今度来る時は俺に電話しな」とメモをくれる。
 このコース、名門の雰囲気があり、フィも120ユーロと高い。

 (左)1番365m、P4しっとりとしたホール(右)2番349m、P4 ハンデ3の打ち下ろしの先が右へドッグレッグ
(左)13番314m、P4 まっすぐなやさしいミドル(右)14番164m、P3 4番アイアンでオン
(左)15番498m、P5 雰囲気のあるロング(右)18番354m、P4 変化がありおもしろいホール
ベルリンで一番人気のBerliner Kindl

 黄色からアウト3.013m(3.314y)P37,イン2.862m(3.148y)P35.5.875m(6.463y)P72。
 文句なく、いいコースで林間のしっとりとした雰囲気があり、森に包み込まれる感覚がある。が、120ユーロは少し高い。私のスコアは90を少しオーバー。

 ホテルへ帰り、今夜はかなり前からネットで予約してあったベルリンフィル。
 地下鉄で行き、早めにフィルハーモニーへ。ホールをぶらつき、ワインを飲んで待つ。演しものはサイモン・ラトワ指揮でR・シュトラウスのチェロとビオラの協奏曲。本日のコンサートマスターは日本の樫本大進ではなく、ちょっと残念。
 この曲、一大絵巻のような曲で、まあ、レコードでは途中で訳がわからんようになって、寝てしまうだろうな。というような曲。しかし、ベルリンフィル、しっかり聞かせてくれる。二曲目はシューベルトのシンフォニーNo8。R・シュトラウスのあとに聞くとなんだかのんびりしすぎているようにも思う。アンコールは無し。

ベルリンフィル

6月5日(木)

 のんびりとゆっくり起きて11時チェックアウト。タクシーでベルリン中央駅へ(11ユーロ)。
 駅でゆっくり待ち、13:37発、ベルリン・ワルシャワエクスプレス。朝ホテルのバイキングで作ってきたサンドイッチを頬張り、先に買い置きしてあったワインを飲む。列車は少し遅れて8時前、ワルシャワ着。駅前にタクシーが見つからないので、地下道を渡ってマリオットホテルの前からバーサヴィア・スチューディオ(Varsavia Studio)というアパートメントへ。地下道で両替え、1zt(ズウォッティ)約34円。
 このアパートメントは個人所有のアパートの部屋を一日貸しするもので、キッチンも洗濯機もバスタブも、何もかも完備したナイスなもの。料金は2泊で14,884円。場所はトリニティー(三位)教会のすぐ隣。

6月6日(金)

 朝、駅前までトラムで行きワルシャワ~クラクフ、クラクフ~ブダペスト(夜行寝台車)の切符を買う(二人で約38,000円)。
 この日と明日の午前中はワルシャワ見学。バスの一日乗車券を買い、動き回る。
 ワルシャワはショパンとキューリー夫人が売り物らしく、教会にはショパンの心臓が安置されていたり、ショパンコンサートをひらくワジェンキ公園、キューリー夫人博物館など。
 ワルシャワという町は第二次大戦末期にナチス・ドイツに対しての蜂起が失敗し、町は徹底的に破壊された。が、戦後、ひび一本にいたるまで忠実に復元され、1980年ユネスコ世界遺産に登録された。

(左)ワルシャワ旧市街     (右)1944年、王宮炎上
(左)王宮広場    (右)ワジェンキ公園のショパンの像

6月7日(土)

 午前中をワルシャワ歩き。1時10分にチェックアウト。タクシーで中央駅。14:27発でクラクフ着15:44。駅から1㎞ばかりをタクシーで、ここもアパートメント。
 ここは普通の小さめのホテルの感じ。簡単なキッチンがついている。ここも料金は2泊で14,253円。
 まずは、ホテルで(ま、ホテルと言います)教えてくれた旧市街の入り口のレストランへ。ミラノ風カツレツ(シュニッツェル)、きのこのスープ、ビール、チョコレートパフェ、コーヒー。二人で3,500円。ああ、ポーランドは安くてええなあ~。

6月8日(日)

 ホテルで明日のクラクフバレーのティータイムを頼み、タクシーの値段を聞くと往復300zt(10,000円)というので電車ではすこし面倒なので頼んでしまう。フィは100zt(3400円)。カミさんはアウシュビッツ・ツアーを予約。
 ガイドブックにはポーランドの古都で京都みたい(かってポーランド王国の首都であった)というクラクフを一日ぶらつく。
 この地が戦災を免れたのは、ここにドイツの司令部があったからだそうだ。
 市内の教会でミサにつきあったり、お城を歩いたり、お城からの帰りに少し路地に入ったレストランでロールキャベツなどを食べていたら、居合わせたおじさんがしゃべりかけてきて、どこから来た?自分はここから2時間くらいの所にいる。遊びにこないか?などと盛んに誘う。べつに悪そうな人ではなかったけど、そんな暇もないのでお礼を言って断る。
 ビールやワインを飲みまくり、アイスを食べ歩き(これがうまい!)、のんびりして早めに寝てしまう。

(左)シュニッツェル   (右)クラクフ中央広場の月
(左)クラクフ城   (右)クラクフのお城
(左)町外れの広場   (右)旧市街を囲む緑地公園

Krakow Valley Golf & C.C

http://www.golf.krakow.pl

テラスから練習グリーン

6月9日(月)

 昨夜はよく眠り、6:30起床。
 ホテルを9時40分にタクシーで出て、10時22分クラクフ・バレー着。少し早いがハムサンドとビール、17zt(600円たらず)。フィは手引きカート込みで120zt(4,000円)。
 高原状ののっぺりとしたコースが広がっている。
 黄色(チャンピオン)ティからアウト3,136m(3,450y)、P36、イン3,036m(3,340y)、P36、6,174m(6,791y)、P72。

(左)テラスからの眺め    (右)2番380m、P4 ひろびろっ~!
(左)3番451m、P5 ひろびろっ~!!(右)7番516m、P5 ひろびろっ~!のうえ長~い!
(左)10番407m、P4 バンカーを狙うも届かずカート道の下(右)15番137m、P3 やっと林に囲まれたショート
 (左)18番510m、P5 ドライバー、4W、4アイアン、バンカー、2パット
 (左)きもちのいいテラス(右)練習場もひろびろっ~!

 高原状ながら、アップ・ダウンもあり、プルカートで疲れる。アウトはまあまあながらダボもあり44。グリーンは少し重め。木が少なく、日陰がないので暑い。コース自体はおもしろい。がしかし暑い。あとで迎えに来たタクシーの運ちゃんがあきれたように「何度だと思う?」と聞いてきて、38度という。ポーランドってこんなに暑いの?と言う感じ。
 インは疲れたのか、ダボを二つ叩いて46。
 3時20分にあがり、シャワーして、ビールを飲んでタクシーを待つ。二人連れの兄さんがいて「どこから?」と聞くと、車で2時間半ばかりのところからという。プレーぶりはコースで見かけたが超ビギナーだった。

 ホテルに帰り、荷物を作り直して最初のレストランへ。のんびりとカミさんを待って、旧市街を囲む緑地公園をぶらつく。市民がくつろいでいて木々が美しい。
 ホテルからタクシーで駅へ。10時、寝台車でブダペストへ。
 暑いので窓を開けて寝る。案外によく眠る。寝台車には人数分のタオルセット、水、クロワッサンが用意されている。

6月10日(火)

 8時37分着が9時を大幅にまわってブダペストに着く。
 明日のブラチスラバ行きの切符を買い、両替え(Ft1フォリント=約0.55円)。タクシーでAll U4というアパートへ。
 荷物を預け、バス乗り放題のツアー券(2日間2人で12,000Ft)を買い、近くの広場から乗り込む。
 まったく暑い!ぐるーとまわって王宮で降りて美術館。ボート乗り場近くで降りてドナウ川をクルージング(これも料金に含まれる)。
 アパートに帰り、酒屋でトカイワイン、ビール、スーパーでトマト、ジュース、ビール、水など。スーパーはまったく安く、観光地でのものは全て高い。コーラが300円もする。
 ブダペストはスケールの大きな歴史ある都会。
 あのハンガリー動乱(1953年)は私が中学生の頃のこと。
 ソヴィエトの支配と圧力に民衆が蜂起。進攻したソヴィエトにより鎮圧されたが、数千人の犠牲者を出し、数十万の難民を出した事件。現在の共和国では、その日、10月23日を国民の祝日とされている。が今、まったくそんな表情を読み取ることは難しいほど、オシャレで近代的なヨーロッパの大都市である。 

(左)王宮からドナウ川  (右)ドナウ川をクルーズ

6月11日(水)

 キッチン完備の部屋でラーメン、ジュースなどで朝食。
 荷物を預け、ツアーバスで聖イジェトバン大聖堂のしっかり整った格調に感心し、セーチェなんとか温泉へ(1人2,100円)。
 広く、いろいろの湯があり、露天風呂、プールもありなかなかGood。疲れがどっと出る。
 街でビールを飲んだり、スパゲッティやカプチーノなどでだらだらし、荷物をまとめ、17時25分、中央駅4番からブラチスラバへ。しかし、暑い!
 20時過ぎスロバキアのブラチスラバ着。ここはショボイ田舎の駅。プラハまでの切符(23ユーロ)を買い、タクシーでホテルまでの料金を聞くと18ユーロと言って譲らない。両替えは閉まっていて、さっき切符を買った残りは14ユーロしかない。スロバキアはユーロでクレジットカードも他のお金でもダメという。仕方がないので、少し離れたところにいた小型のタクシーと交渉し、12ユーロでホテルへ。

(左)ブラチスラバ中心市街  (右)ドナウ川

6月12日(木)

 ホテルで料金に込みの朝食を食べ、両替えに出かけるも近くの銀行では日本円を替えてくれなくて、歩いて中心部へ。
 やっと近くの人に教えてもらった銀行で両替え。(ただし1ユーロ144円とこれまでのどこよりもレートはよかった)
 ミハエル門からドナウの川べり、聖マルティン聖堂の横でビールを飲み、ブラチスラバ城に登り、美術館などを巡る。
 ホテルで「近くにゴルフ場がありますか?」と聞くと首をひねったので、ネットで調べたRezort Black Riverというゴルフ場を聞くと、電話で調べてくれてここからタクシーで18ユーロだという。夕方からハーフでもと思ったが、ゆっくりと風呂に入ってホテルの前の中華屋でビール、焼きそば、寿司セット(超まずい!)、スープ、ジャスミン茶などを食べ(2人で2,600円)、疲れがどっと出た感じで寝てしまった。
 Rezort Black River=18ホール+9ホール 
 www.golf.sk

6月13日(金)

 しっかり朝めし。タクシーで駅へ。(ホテルで呼んでもらったら7ユーロ!?!)
 12時10分のベルリン行きは15分くらい遅れてブラチスラバ発。
 オープン座席ではじめはゆったりしていたが、そのうち混んできて満席。車内でビール(500ml×2)、チョコバーなど(7.4ユーロ)。
 17時前プラハ着。タクシー(13ユーロ)でAnydayアパートメントへ。
 ひと休みして、歩いて国立博物館前の通りヴァーツラフ広場へ。
 プラハと言えば、私が社会に出た頃に流行ったフォークソングに♪~チエ子はなんにもいわないけーれど、きもちはよくわかる~♪というのがあった。
 あの1968年、『プラハの春』。より民主化へと共産主義体制の中での改革を一瞬のうちにソヴィエトを中心としたワルシャワ条約機構軍に砕かれた事件。
 いま通っている、ヴァーツラフ広場をソヴィエトの戦車が占拠し、学生ヤン・バラフが焼身自殺をして抗議したのが、この場所である。
 ときを経て、いまではチェコは北大西洋条約機構(NATO)にもEUにも加盟するヨーロッパの国のひとつとなっている。
 ヴァーツラフ広場を経て、プラハ最古のビアホールというU Flekuへ。
 名物の黒ビール、ロースト・ポークのクネドリーキとザワークラフト添え、酢漬けのソーセージ。ビールを2杯ずつ飲んで約3,500円。ここも安い。

(左)U-Flekuというビアホール   (右)プラハ
(左)お上りさんぎっしりのカレル橋  (右)プラハ旧市街広場
(左)プラハ城の近くからの眺め  (右)ヴルダヴァ川
旧市街広場

6月14日(土)

 アパートメントホテルで朝めし(5ユーロ=この朝だけ食べた)、トラム22でプラハ城へ。で、ここで事件発生。
 プラハ城に着いたとたん財布をすられていることに気づき呆然。
 プラハのトラムやバスは70才以上無料と聞き、乗車前に検札のときにと思ってパスポートのコピーを財布に入れ直したのが悪かったらしい。財布はズボンの前の横ポケットにしまっていたのだが、車内はすごく混んでいて、押されてつり革に手を伸ばした隙にスッとポケットの下から財布を押し上げてすられたらしい。
 すぐに日本のカード会者に電話してカードを止めてもらう。プラハ城をみたあと、警察署を聞き、行って盗難証明をもらう。(日本に帰って数万円の現金は戻らなかったが、財布代はカード会社の保険で戻ってきた)ま、数十年、旅をしていて十分注意をし、一度もスリの被害にあったことがなかったので大ショック!ま、いいお薬になりました。が、それにしてもワルシャワのアパートメントのおばさんとプラハはスリが多いからと話していたのに、まったく不覚。
 気を取り直して定番のカレル橋から旧市街などをほっつき歩いて、夕方からティーン教会という所のコンサートなど。

6月15日(日)

 今日もプラハをぶらぶら。夕方からまたまたスペイン・ナナゴーク(シナゴーク=ユダヤ今日の教会)のコンサート。 モルダウ川の畔を通って帰る。

6月16日(月)

 地下鉄で中央駅、2番線からBroun(ベロウン)へ。往復120クローネ(約650円)50分くらい。
 駅前にタクシーはなく、公衆電話の所にタクシー会社のカードが貼ってある。7分くらいでベロウン・ゴルフリゾート(1,000円少し)。
 グリーンフィは2,000クローネ(10,000円少し)で安くはない。スタート前にビールとサンドイッチ。これは10クローネ(54円)と安い。

Beroun Golf Club

http://www.golfberoun/cz/html/

18番 493m(542y)・P5
(左)まずはビール。サンドイッチとで54円!  (右)このシンプルな電動カートが優れもの
(左)1番 352m・P4  (右)2番460m、P5
(左)7番423m P5   (右)9番283m、P4のティーの案内板
(左)12番 340m・P4  (右)14番375m、P4
17番、129m、P3

 ベロウン・ゴルフクラブは広く開けた高台。月曜日だからかスキスキ。静かで人が少ない。
 ティーは白、黄、青、赤とあり、黄色からアウト2,773m(3,050y)・P36、イン2,808m(3,089y)・P36、5,581m(6,139y)・P72。
 アップダウンもあり、フェアウエーもgood。グリーンは少し重め。嫌みの全くない、気持ちよく、おもしろいコース。ゆっくりのんびりできてお勧めのコースだ。
 アウトは素直なホールが多く、出だしから、パー、パー、パー、4番のショートでダボがくるが、ま、気持ちよく回れて42とまずまず。
 ハーフを終えて、ビールと食べ残しのサンドイッチで小休止。
 インはドッグレッグが多く、少し難しい。アップダウンの激しいところもあり、フェアウエーは広いが池もあり、要注意。ダボが続いて少しヨタヨタ。最後に本ツアー初めてのバーディーがきて、やっと45でトータル87。
 歩いていると少し暑いが、ビールを飲んで休んでいると快適。
 このクラブはメンバーとビジターをきちんと分けていて、レストランの席も違う。
 11時にスタートして、昼30分ばかり休み、ホールアウトは2時50分。またまたビールを飲みながらタクシーを頼んで待つ。
 ベロウンからプラハ。ホテルに帰り、シャワーをしてスーパーへ。お土産のチョコレートやワインをどっさり買い込み、再びU-Fleku(ビアホール)へ。

6月17日(水)

 5時に目が覚め、自炊で朝ご飯。
 タクシーで駅まで行って、空港バス。空港であまったクローネでJAMSON(スコッチウイスキー)を買い、レストランでビールとワイン。残ったのは6クローネ(33円)。そばのドネーションボックスへ放り込み、11時35分プラハ発。ヘルシンキを経て、名古屋へ。