3月の東日本大震災で計画していたアイルランド行きをやめてその費用の何分のいちかを、心ばかりの支援。
予約先に断りを入れると、「あなたが大丈夫なのがなによいうれしい」との返事などがあり、被災された皆さんには申し訳なく思いながらも感動。
 で、アイルランドは1年待って、同じスケジュールとし、
11月、久しぶりにパリの友人と飯でも食おうとバンコク経由、パリ、スペイン・カタローニアに出かける。

 11月25日、早朝にパリ着。3日間パリで友人にあったり、ポンピドーでムンクの展覧会や久しぶりにロダン美術館などをうろつく。
ステンドグラスが秀逸のシャルトルの大聖堂に行くも、工事中で西のファサードなども残念ながら足場が組まれていていまいち。

ロダンのカレーの市民。わかりやすくていい。
シャルトルの大聖堂、西面のファサードと裏庭からの眺め。まさに安野光雅。

11月28日(月)

Golf national "Albatros"

http://www.golf-national.com/

 パリ、イタリー広場のホテルから電車で行けるゴルフコース。
 7時30分ホテルをたち、オーストルリッツからRERのC7でSaint-Quentin-en Yvelinesへ。5.40ユーロ。そこからタクシー(17ユーロ)で10分。
が、着いてみると霧のためクローズという。「いつ頃になるかなあ~?」と聞くと、「さー、昼頃かなあ~」という。仕方なくコーヒーを飲みながら待つっていると、友人から「雨だろ。うちにきてゆっくりしてはどうか」との電話。しかし、練習をし(11球1ユーロ)、ビールとサンドイッチを食べながら待つ。
 ようやく、12時10分アルバトロスからティ・オフ。アルバトロスが一番難しいが、以前2回ほど回ったのでイーグルコースをというと、今日はトーナメント(クラブコンペ)とのこと。
 しかし、このナショナルはフランスのパブリック連盟の本部で、一人や二人だと気軽に飛び込みでもやらせてくれるのがうれしい。

(左)霧の中の練習場  (右)パッティング練習グリーン
(左)1番ティーグランド    (右)ティーグリーンの表示
(左)8番185ヤード・ショート。    (右)9番535ヤード・ロング
(左)11番150ヤード・ショート
(左)13番  383ヤード・ミドル     (右)15番375ヤード・ミドル、ハンディキャップ1
(左)15番、前の組。    (右)この二人51才と62才のパリジャンと一緒に回る。

 グリーンフィは70ユーロ、ヤーテージブック7ユーロ。
 コースは変化もあり、距離感がメーター表示のせいかとりづらい。フェアウウェーの散水栓にメーターが書かれているが、その通りに打つと届かない。

自分で見た目が正解の場合が多い。アウトのスタートはパーとしたものの、3ホールでトリをたたいてがっくり。インはどうぞこうぞで43。90を切れなかった。

11月29日(火)

 今日はパリからスペイン・バルセロナへ移動。
 おなじみイージージェット。運賃は13.5ユーロくらいであるが、荷物料が1個10㎏までで70ユーロ、2個で140ユーロ。しかもオーバーすると1㎏10ユーロもする。イージージェット慣れした人は制限いっぱいの持ち込みサイズのバッグをがらがらと引っ張っている。これなら運賃だけだ。
 バルセロナでレンタカー。ワーゲンゴルフは7日間14,000円。ナビは13,000円。あきれたことに日本語バージョンもある。ただし、日本のように電話番号やゴルフ場の名前を入れるという機能はなく、都市名と通り、番地を入れるか公共の施設を入れるしかない。都市部の場合はぴったりその場にいくが、ゴルフ場は番地が難しいのか近くには行くが、なかなかピッタリとは誘導してくれない。グーグルマップで行き方を検索して、補助としてナビを使った方が確かなようだ。

 さて、まずはバルセロナ。
 カタローニア広場から地下鉄で二つ目のホテルにチェックインし、車をおいてカッサ・バトリョに出かけガウディを堪能する。
 その後、「歩き方」に載っていたレストランに行ってみたが、ま、まずくはないがお客は日本人ばかり。これもなんだかなあ~。

カッサ・バトリョ屋上の月。

11月30日(水)

 今日は久しぶりのバルセロナをゆっくり散歩。
 まずはホテルからサクラダ・ファミリアまで歩いていき、途中のカフェで朝食。
 サクラダ・フャミリアはもうだいぶできていて、近代的な聖堂内部にちょっと「んっ?」という感じ。地下鉄でピカソ美術館。
 やはり、バルセロナはピカソがマラガから初めて出てきたヨーロッパそのものの都市で、ピカソの青春時代の街。少年の頃、青の時代、ピンクの時代の作品が充実している。なかでもベラスケスの「ラスメリーナス」のピカソ流複写画のかずかずが楽しくもおもしろい。
 百貨店のエル・ロス・イングレスでポロシャツ、セーターなどを買い、地下で食料やワインを買って部屋食。


12月1日(木)

 バルセロナのゴルフコースといえば以前空港の隣にあったエル・プラットというのが有名。いまは引っ越して市の北西部に移っている。が、私の選んだのはMasia Bach。
 ホセ・マリア・オラサバルの設計。黄色ティーから6,039m(6,643ヤード)。グリーンフィ60ユーロ、電動の手引きカート6ユーロ。一人でのんびりスタート。

Club de Golf Masia Bach

https://www.golfbarcelona.com

 11時にティーオフ、3時ホールアウト。起伏があって、なかなかおもしろいコース。とくに眺めが美しい。

(左)緩やかな打ち下ろしのスタートホール。491m、P5。(左)2番153m、P3
(左)借りたエレクトリック・トレーリー。簡単な作りだが頑丈そう。(右)8番334mだが左がずーっと池。
(左)9番274m。左ドッグレッグで2打目は谷越え。右へロスト。(右)11番328m、P4
(左)こんな一人乗り乗用カートも貸し出している。(右)12番368m、P4。かなりの打ち下ろし。右手前はクリーク
(左)15番右ドッグレッグ328m。(右)17番、気持ちのよい右ドッグレッグ371mセカンドは打ち下ろし。
18番ホームホール。

 14番から3人組と一緒になる。うち1人は日本人の奥さんだという。が、日本語は全くしゃべれない。もう一人の年輩の人はおばあさんが日本の横浜で生まれたのだとか。
 快晴で風もなく、暑い。ごらんのようにコースは全く気持ちのよいコンディション。
 スタート前にコーラとクロワッサン。あがってコーラにハモンサンド(6.45ユーロ)。タラゴナまで1時間半。昨夜ネットで予約したNoria(ホスタル・ノリア)へ。
 歩いて海岸沿いの海鮮レストランでエビ、ムール貝などでビール、白ワイン。Noriaは38ユーロでお風呂もあり広場に面していて下はカフェになっている。
 が、日本に帰ってクレジットの請求書を見ると、このホテルがダブって引き落とされている。「え~っ!」と調べると、私がネットで予約したのはHotel Nuriaで50ユーロ。が、確認ついでに「歩き方」を見てナビに入れたのはHostel Noria。NuriaとNoria。よく似た二つのホテルがあったのだ。もちろん、予約した方は断りなくキャンセルしたのでそのままクレジットから引かれていたというお粗末。とほほ・・・

12月1日(木)

 今日はタラゴナからバレンシアに少し走ったところのBonmont。
 いいコースで格式を感じさせる雰囲気。乗用カートを使う。カート込みで62ユーロ。黄色ティーから6,080メートル(6,688ヤード)。設計はロバート・トレンド・ジョーンズ・Jr。

Club de Golf Bonmont Terres Noves

http://www.bonmont.com

18番ホームホール

 コスタ・ダウラダの地中海を眺めるボンモントは、起伏に富み、美しくかつ大変おもしろいコース。たいがいの人はカートに乗ってプレーしている。

(左)オープニングホール。458m、P5。グリーンの横に池。(右)2番329m、P4。うねりがある。
 
(左)5番154m、P3。グリーンは左。 (右)10番からクラブハウスを眺める。
(左)12番ハンデ1で405m(445ヤード)長い。(右)14番448m、P5。
(左)17番453m、P5。ティーから、打ち下ろしだが右の谷をやっと越える。(右)3打目は大きなクリーク超え(グリーンから)

 快晴でスタートしたが、後半は風が強まり苦戦。しかし、17番は豪快でおもしろい。3打目の谷越えは140ヤードほどのブラインドになってしまったがナイスオンのパー。ようやく90に2打ばかり余してホールアウト。
 終わってバレンシアへ。1時間40分くらい。市庁舎広場に面したベネシアというホテル。
 バレンシアといえばパエリア発祥の地。「歩き方」に載っていたラ・リウアで名物、バレンシア風パエリアで白ワイン。

バレンシア風パエリア。きちんとウサギの肉にインゲン豆

12月3日(土)

 バレンシアから南へ8㎞にあるEl Salerに電話するも、「Full」の返事。「一人でもだめかと粘ってみたが残念ながらイベントかコンペが入っているらしい」。ここはプジョーのガイドでは18と高いランクをつけられていて、リンクスという。残念。
 しかたなく、ホテルの後ろ方向にある市場に行ってみると、これがすごい市場。海鮮、海産物、あらゆる肉、サフランやオリーブオイルもいいものどっさり。その後、350㎞先のマドリッドに向かう。が、やはりトレドの寄ってみようという気になり、トレドで一泊。

12月4日(日)

 昨夜は夜のカテドラルで少年の合唱を聴いたりしてのんびり。マドリ向かう前にグレコをしっかり見て、タホ川の対岸にあるパラドール・デ・トレドでトレドの街を一望しながら昼飯。クルマだからワインは飲めない。どうせなら思い切ってこんなところにキヨブタ(清水の舞台)を今度機会があったらと野望を燃やす。が、まあ、けちくさい根性のワシのこと、ようせんやろな!

  (左)サンタクルス美術館   (右)タホ川の南のパラドールからの眺め

 マドリッドに早めに着き、トレドでbooking.comから予約したエル・コルテ・イングレス(デパート)の裏のカルロスⅤに荷物を置き地下鉄でプラドへ。
 プラドは日曜日で無料ということもあり、すごい人出。ベラスケス、グレコ、ゴヤをしっかり見、ボッシュやブリューゲル、フラ・アンジェリコなどはさらっと眺める。
 ホテルの近くのバルでおつまみ、ビール、ワインしっかり。やはり、ワイン、スペインならではのリオハ。コクがあり、根性満点。

12月5日(月)

 バレンシアでゴルフかできなかったので、マドリの市内から20分くらいのところにあるClub de Compoへ予約して出かける。
 カサ・デ・コンポという公園の一角にあるはずだが公園をぐるぐる回ってもゴルフ場が見つからない。やっとゴルフ場が見つかったと思ったら向かい側にあるプエルタ・デ・ヒエロというメンバーオンリーのコース。2時間くらいかかりようやくたどり着き、昼前にティーオフ。
 後で調べたら国道(N)500沿いのわかりやすいところ、ナビに住所を入れたのが間違いの元だった。グリーンフィは電動手引きカート込みで77ユーロ。黄色ティーから5,642m(6,206ヤード)、1932年の設立でコース設計はジャビエール・アラナという人。後にバレステロスが改修をしている。

Club de Compo Villa de Madrid

(左)アウト1番155m、P3。 (右)アウトをご一緒した年配のメンバー
(左)2番344m、ミドル。フェアウェーにバレステロスの改修を表すS字のバンカー (右)その前で。
(左)6番342mながらハンデ1。まったく美しいホール。(右)9番418mロング。
(左)13番、445mパー5。 (右)15番127mパー3。
(左)16番、284m(312ヤード)ミドル。マドリの市街が一望。(右)17番366m。
インを一緒に回った二人のメンバー。

 ホールに変化があり、起伏もあっておもしろいコース。距離も黄色からだと私にちょうどよい。多くのホールからマドリッドが見渡せて気持ちがよい。コースのメンテも非常によい。アウトを一緒していただいたメンバーさんは体も大きく、気持ちのよいおじさんだが、ときとしてスペイン人らしく「クソッ!」と体をこわばらせて情熱的だ。
 インは、気のよいお年寄りのおじさん二人。「ハンデはいくつ?」と聞くのでJGAのハンデカードを見せると、「おい、10だってよ!すごいよ!」と言い合っていて、照れてしまった。が、おじさんたちより遙かに飛び、まあまあのスコアでほっ!

 4時に上がり、腹ぺこでレストランでパンとカプチーノ。ホテルまでは20分かからず帰った。
 ホテルの近くの昨夜のバルでビール、ワイン、おつまみ。エル・イングレでセーターとシャツ。その後、マヨール広場の横のサン・ミゲル市場でワイン、天ぷら、たこ焼き風のものなど、たっぷり立ち食い。

12月6日(火)

 さて、スペインは終了。
 スペインのゴルフで感じたのは以前に比べずいぶんポピュラーになり、ごく自然な雰囲気があった。とくに地元のメンバーが増えたように思う。わたしの行ったゴルフ場も海外に知られたゴルフ場だと思うが、圧倒的にその土地の人が多かった。これは嬉しいことである。
 そんなことを偉そうに感じながら、マドリッド・バラハス空港でクルマを返し、こちらはまだまだ地元のゴルファーより外国人が多いバンコクに向かう。

12月7日(水)

 マドリッドからバンコクへのタイ航空便には日本人が見られず久しぶりに外国を旅している感じ。
 バンコクには朝5時過ぎに着いてしまう。往きにタイでの荷物を預けた出発フロアの郵便局で受け取り、そのまま出発フロアの外のタクシーを捕まえ、200バーツでどう?と交渉し、いつものスクインビット15のロイヤル・プレジデント。ロビーでうたた寝をしながら待って、9時頃チェックイン。シャワーをしてしばらく寝る。
 午後からクラブタイランドで明日からのゴルフのスタートをとってもらい、マッサージ2時間でヨーロッパの疲れを癒す。

12月8日(水)

 ゆっくり寝てまずはキアタニ。11時50分ティーオフ。グリーンフィ800バーツ、キャディー250バーツ。
 ここはもう何度もご紹介済みなので、説明は省略。晴れて風さわやか。グリーンは砂がまかれていて少し気分が出ない。アウトは42でまずまずであったがイン12番で池に入れたりして45。イマイチ。

Kiarti Thanee Country Club


フェアウェーはいつもグッド

12月9日(木)

 つづいておなじみプレジデント。9時スタートでサウスからウエストへ。
 風があり晴れているが快適。あたたかい分距離があってもよく飛ぶ。バーディーひとつ、パー6つなのだがなぜか89。情けない。

President C.C.

18番(サウス9番)547ヤード、パー5。
このコースはバンコクでは珍しく水がよく澄んでいる。

12月9日(木)

 今日でバンコクともおしまい。あまりなじみのないところへとビンテージ。

The Vintage Club

http://www.vintagegolfthai.com

(左)4番515ヤード・P5     (右)18番399ヤード
18番、ホームホール

 ブラック、ゴールド、ホワイトとあり6,279ヤードのゴールドから。
 8時頃スタート。一番で打つとすぐ後ろのタイ日産の四人組と一緒にといわれ。仲間に入れていただく。
 ビンテージはおもしろく、いいコース。グリーンもグッドでなぜあまり来なかったのだろうと不思議に思う。私の評価をAプラスとしよう。
 12時40分にあがりゆっくりシャワーをし、ビールを飲んでホテルへ。
 プロンポンのエンポリアムでお土産を買い、またまた、足裏マッサージをして9時スワンナプームへ。18日間の極楽一人旅を終える。