所属するクラブ(ゴルフクラブではありません)の姉妹クラブの記念式典出席のため、台北へ。
もちろんもう一つのクラブをかついでである。が、台北はすでに梅雨。ひと足先に雨の日のゴルフの練習をしてきた。
しかし帰ってくると、我が社の社員旅行が今年は台北になったとのこと。
ようし、リベンジができるっ!っと、この後編も掲載しました。

台北市周辺のゴルフ場

 台北周辺のゴルフ場について、いろいろ情報を集め、私を呼ぶコースの声の大きさを測ってみたところ、次の順位が出来上がった。
林口→淡水→鴻禧大渓→長庚→永漢→美麗華→台北→北投國華→八里国際→幸福→以下いろいろ
である。もちろん、いい加減なヤマ勘である。今後のために台北ゴルフ愛好家のお教えをいただきたいと思います。ティーチャー中谷さん(2006年バンコクページ参照)の台湾版のような方がいらっしゃるといいんだけど…。

長庚高爾夫倶樂部 Chang Gung Golf Club

4月24日(月)

 記念式典が夕方からで、同行の皆さんはお昼の飲茶などを楽しむという。で、失礼して1人で長庚へ。
 長庚は台北市街から約40分。タクシーで1,000元くらい。(1元は約4円)
 ゴルフ場に近づくにつれ雨。8時45分、1番ティ(上の写真)。雨は土砂降りになる。キャディーさんと2人で乗用カートで廻る。
 中コース1番はまっすぐで少し打ち下ろし。落ちついた林間コースでアップダウンもゆるやかにある。大きくていいコースである。
 白マークから395ヤード、365ヤード、520ヤード、180ヤードときて、ハンデ1の590ヤード。長く、距離を出そうとして右へ押し出し林の中。6番は445ヤードのパー4。パー、パー、パーと出るもところどころで大タタキしてスコアはイマイチ。

グリーン、フェアウェーともメンテはいい。

 北コースに移り、1番は200ヤードのショート。バッフィのハーフショットで4メートルに乗せるが3パット。コウライ特有の目があり、勘の悪い腕にはパチンと打てない。キャディの徐丹生(ジョ・カイヨク)さんがしきりに残念がってくれる。
 4番420ヤード、5番430ヤードのミドル。7番525ヤードのロングあたりでスコアを崩す。8番ショートは180ヤードの前が池のホール。しかし、池の向こうにグリーンまで20ヤードほどありすごみや恐怖心を和らげている。これっていい感じだ。ま、和らげてはいても池にはいることも多いだろう。パーで過ぎる。9番をボギーとし、90切れず。ま、雨の上に距離もあり、べしゃっ!どぼっ!でトリもあり。「しかたないさ」と慰める。
 ゆったりとしていて、トリッキーさは一切なし。1983年設立。コースデザインは渡邊弘さんとなっているが、私の好きなR・T・ジョーンズや井上誠一を思わせる。
 あと、南コースもあるが、雨は益々激しくなり。あがってお風呂に入る。日本式の風呂に浸かり時計を見ると11時。思わず「…??」、2時間と少しで18ホールを廻ったことになる。5番で前の組をパス。前をいっていた1人組もパスしたらしくつかえずとはいえ、我がゴルフ最短所要時間であった。二階の食堂でビールに焼きめし260元を含め3,215元(12,850円)。
 フロントで聞くと空港までタクシーで20分ほどで400元(約1,600円)とのこと。空港からリムジンバス(125元)でホテルの前まで帰る。

10月16日(月)

 今回はまさに秋晴れ。
 今日は会社の若いメンバー、3人と南コースから回る。レギュラーの白マークから3,475ヤード、パー36。

 1番、595ヤードの雄大なロング。フェアウェーは幅100ヤード以上。思いきり打って、2打目もおもいっきり打ち、3打目で乗せてのパー。まずは順調な出足。グリーンもよく手入れされていて、芝目はあるが転がりはよい。
 2番も515ヤードのロング。3番400ヤードのミドルと続く。8番の310ヤードというのもあるが、ミドルとロングは長いホールが多い。中でも9番の485ヤードミドルは全く届かない。よく晴れていてすばらしいフェアウェーなので、文句のつけようがない。

南の9番485ヤードのミドル。

 中コースに移り、395ヤード、365ヤードのミドルで520ヤードのロング、180ヤードのショートときて、5番はハンデ1の590ヤードのロング。やっとこさのボギー。

左・中の1番、右・9番。

 4月に回った中コースであるが、まことに穏やかな秋晴れ。気持ちがいい大きなコースを再び実感する。やはりゴルフは天気のいい日にするに限るなあ。スコアの方もまあまあ。納得に行くラウンドであった。

台湾高爾夫倶樂部 Taiwan Golf & Country Club

4月25日〔火)

 前夜に姉妹クラブの式典を済ませた仲間9人で台湾ゴルフクラブ(淡水)でミニコンペ。
 マイクロバスをチャーターし、往復1人500元たらず、市街から約40分。
 淡水は賑やかな町でコースからも町の建物が近くにある。
 コースデザインはかの赤星四郎。そう、阪神タイガースの赤星憲広のひじいさんである。(ウソ)
 設立は1919年。台湾を代表する伝統のクラブである。玄関には日本・小金井カントリー、タイ・ロイヤルクラブなどの姉妹コースを示す看板が誇らしげに飾られている。
 白マークからの1番(上の写真)は395ヤードのミドル。グリーンは重く雨でますます重くなっている。おもいっきり打つが届かずスリーパットばかり。が、アプローチは止まらない。(ヘタでスピンが効いてない?)
 フェアウェーはエアレーションがしてあり、あまり芳しくない。が、キャディーは2人のプレーヤーに1人の男性で一生懸命にやってくれる。
 スコアがまとまらないのを見て、「あんた、うまいのになあ〜」と慰めてくれる。

9番グリーン(左)と向こうに淡水の海
10番200ヤードのショートホール。後ろにスタートハウス。

 アウトは6番580ヤード、7番470ヤードと100ヤード違いのともにロングホール。8番が160ヤードのショート、9番は442ヤード、ハンデ1のミドル。様々なクラブを使い、距離感が試される中部銀次郎さんが嬉しがるような構成である。
 雨はより強くなり、しばらく様子を見、しかし「思い切っていこうっ!」と掛け声をかけ、200ヤード、ショートから始まるインへ。
 が、びしゃびしゃでダボばかり。落ちついたオーソドックスなコースでいい雰囲気が漂っている。しかし雨のせいもあろうが、フェアウェーは絨毯を敷いたようにとはいっていない。
 シャワーを浴び、二階のレストランで大宴会。が、メニューには英語も日本語も記されていない。おねいさんも日本語、英語の分かる人はいない。頼むに頼めなくて「これ、なんやろ?」などといっていたら、近くにいたおばさんが、「お手伝いしましょうか?」と助け船を出してくれ、ビールやウイスキーとともにどっさり注文。我々と先ほどのおばさんおじさんお二人だけ。ワイワイと我が物顔の日本人をやってしまった。ま、かのおばさんも不愉快ではなさそうなので少しホッ。
 下のフロントで2,830元のプレー費を払い、帰ろうとすると、帽子をかぶりミズノのキャディーバッグを肩に颯爽と女子プロ。「あっ、コウ ゲッ キンやっ!」「あっ、さっきのおばさんやっ!」。あっけにとられ、サインももらわず、写真も頼まず、「せやけど、ふだんの格好ではわからんもんやなあ〜」。
 台北に帰り、きのうホテルの従業員のおじさんに聞いて行ったところ、最高だったマッサージ(「再春健康美麗生活館」民権東路一段73〜77/電話2586-5780)に一同をご案内。1時間で1,400元と少し高いが納得したと全員の評。カラダをしゃっきりさせ、夜の宴会に突入。

林口高爾夫倶楽部 Linkou International Golf & Country Club

4月26日(水)

 3日間ツアーの最終日、今日はリンコー。
 1965年設立で40年の内に淡水とともに台湾での名コースとして多くのプロを育て上げたコースである。
 あいかわらず、曇り空からゴルフ場に着く頃、ポツリポツリ。が、あまり激しくはない。私以外は、ホールアウトしてそのまま、空港へ。という日程で、7時20分のティータイム。着いてすぐ、100元のお粥セットの朝食。
 西区、南区、東区とあり、西区1番はホワイトティーから526ヤードのロング。(上の写真)ストレートで、フェアウェーもばしっと手入れされていて、気持ちの良い林間コース。4人で6、7、8、9のストレートフラッシュのスコア。
 2番150ヤードのショート、3番375ヤード、4番415ヤード、5番390ヤード、6番402ヤードと、ゆったりとしたミドルが続く。私は3番でパーをとったきり、ずーっとボギー。
 全く文句のないコースで、同行の仲間も「ええコースやなあ」と、つぶやくことしきり。しかし、8番166ヤードのショートあたりから、大雨。9番535ヤードのロングを土砂降りの中に終えて、「しばらく様子を見よう」になる。
 台湾ビールにサンドイッチをつまみ、様子を見るも雷まで遠くに聞こえ、雨は益々激しくなるばかり。が、時間もあり、「思いきって行くか」と南区一番に行くも、キャディーマスター(?)がきて、「雷もあり少しお待ち下さい」とのこと。
 再び、コーヒーなどを飲んでいると、見たことのある顔。「あっ、陳志明やっ!」
 ま、所属プロがコースにいるのは別に不思議なことではないが、さっそく帽子を買い、サインをもらい、一緒に写真を撮る。言葉遣いもじつに丁寧な人で、紳士である。「時間がないようでしたら、私からマスターにいっときますから、コンディションも悪いので行けるところまでプレーなさっては」という。で、「よしっ!」と、南区1番ティーへ。が、ティーアップしたところで、「バリバリッ、ガッッシャーン!」と大雷。仲間の1人は腰を抜かしてずっこけ、キャディーの2人はクラブもほっぽり投げてハウスにまっしぐら。
 「やめっ、やめ、やめ」であきらめる。
 シャワーを浴びゆっくり2階のレストランでビール、ウイスキーをしこたま飲み、アンバサダー(国賓飯店)出店の料理をいただく。「せやけど、ええコースで残念やなあ」と嘆くことしきり。

南区1番ティー(左)

 台北はすでに梅雨とのこと、雨を迎えに行ったようだ。
 

10月15日(日)

 社員旅行の2日目。会社の若い者3人と心残りだった林口に再チャレンジ。
 早く着きすぎて、コーヒーでもと食堂に入っていくと、何か打ち合わせをしていた陳志明プロが「やあ、やあ」と立ち上がって迎えてくれた。
「この前は大変でしたね」とよく覚えていてくれた。
「今日は最高の天気ですね」「心配ないです」などと言葉を交わし、若い者に写真を撮ってもらう。もちろん、私のかぶっている帽子は4月に陳プロにサインをしてもらった帽子。

 今日は東コースから。レギュラーで3,305ヤード、パー36。
 1番146ヤードのショートからはじまる。日本のどこにでもあるようなコースで、長くも短くもない難のないコース。スコアはパット次第という幹事。

左・東3番、526ヤード、ロング。右・380ヤード、ミドル。

 4月に回った西コースに移り、しばらくして、キャディーさんがつたない英語で「アイ・リメンバー・ユー」という。
「4月、雷、雷雨」と紙に書くと、「うん、うん」とうなずく。そうかあの時のキャディーさんだ。こんな美人だったのか。雨と雷でちゃんと見ていなかったのだ。雷の収まるのを待っている間、陳プロに帽子にサインしてもらっているのをそばで見ていて、今日、帽子を見て思い出したらしい。しかし、西コースは距離もあり、スコアメイクはむずかしく、再再挑戦を誓うのであった。