発熱下着、ホカロン、毛糸の帽子におさらばして、半ズボンに緑の芝生、ビールに至福のマッサージ。
やっぱり冬のタイは悦楽の地。微笑みの国といわれなくとも、微笑んでしまいます。

 今回のツアーは、お馴染みのゆうちゃんこと、元地方大手銀行支店長とそのゴルフ仲間、某ゴルフクラブのクラブチャンピオン・N川さん、ゴルフならその辺のショートコースでもヒマがあると出かけるというY田さん。それぞれハンデ5、1、7の頼もしき相手である。
 名古屋の中部国際空港から金曜の午後6時に飛び立ち、深夜バンコク、土曜、日曜、月曜とゴルフをし、その深夜バンコク発、翌日早く名古屋に着き、朝会社に出勤。休むのは月曜日一日という、まるでゴルファーの為にあるようなスケジュールである。

ゴルフの夢

 チェックインを済ませ、ビールを飲みながら待つ。
「うれしてなあ〜、夕べは夢見とったわ」と誰かがつぶやく。
「夢ちゅうと、わしもよう見るんや。それがへんな夢ばっかりで、どういうわけか小屋の中からのティーショットで苦労しとったり…」とわたし。
「で、ひとはさっさと打つのに、自分になるとどこかにクラブが当たって、どうしても振れやんのやろ」とY田さん。
「なんか、古い昔の街道筋の道のようなところに打たなあかんのもあるなあ」とN川さん。
「うん、そうそう、同じ」と全員。
「屋根を越していくんやけど、カワラにコ〜ンと当たる音がするんや」
「お、あるある。行って見るとボールが一杯落ちとるんや」
「窓を打ち抜いていかんならんのもようあるなあ〜」
「おんなじや、何で一緒の、アホな夢みるんやろ」
と、これまでゴルフの夢の話なんかしたことのない私たち、ひょんなことから、ゴルフの夢の話になってしまった。

 で、不思議に思い、帰ってから普段一緒にやるゴルフ仲間にも聞いてみた。
共通するのが、窓を打ち打ち抜いていくショット、ティーショットの場所がどうしても決まらなくてあせっている、すぐ前に垣根などがあってどうしても打てない、崖っぷちにボールが止まっていてショットすると海に落ちそうになる。実際、他人は海に落下していく。が、うまいことに岩礁と岩礁の間の海に飛びこむ。どうしてもサンドウエッジかピッチングしか振れない、が150ヤード以上の池か谷が前にある。などなど、決まったパターンが共通する。
 ただし、ショットはビッシビシ、パットはゴロゴロ入り、アンダーパーで廻る。というのはまず見ない。
「ゴルフの悩みが多くて、うなされとんのやろなあ〜」と笑い合った。
『ゴルフの夢』どなたか分析していただけませんか。

LAM LUK KA COUNTRY CLUB

2月25日(土)

 ある人の評価によると、タイでのトップコースは1、2を争うのが、アルパインとタイカントリーで、次にナバタニ、あるいはパタヤのレムチャバンかブラパ、あんがい隠れた名コースはラムルッカあたりかな。とおっしゃる。
で、本編の第一戦はラムルッカ。
バンコク市内から40分くらい。いつもの事ながら、ゴルフ場のホームページの地図を見せると、「ハイ、ハイ」という感じのタクシーの運転手は必ず道を間違える。途中何度も車を止めて道を聞く。
ラムルッカはEast と West の36ホール。East がチャンピオンコースとのことであるが、この日まわったWest も文句のない手入れのいいコース。ベントのグリーンも早くむずかしい。バックからで、池を避けてアイアンでいくと私の飛距離でちょっと苦しいホールが3、4ホールある。無理してドライバーを振り、イケポチャを繰りかえす。
とにかく池を絶対に避けると、気持ちのいい、文句なしのコースである。正確なY田さんはきっちりインを30台で上がっている。

10番ホールからスタート。左右が池
スタート脇に広々とした練習場。のんびりと一日中練習しててもいいなと思える
ティーグランド脇のボードは万国共通。
アウト1番。
シャワーをし、ビール。食べ物もおいしいく、豆腐など和食もあり。

●LAM LUK KA COUNTRY CLUB ラム・クッカカントリークラブ

グリーンフィ:週末2,000バーツ(約6,600円)
 ホテルへ帰り、スクインビットのトンロー駅前、カノクエートで2時間350バーツでマッサージの後、スリウオン通りプラザホテル前のフカヒレ屋さんでしっかりコース料理にビール、紹興酒。1人1,000バーツ。10時過ぎからぐっすり眠る。

BURAPHA GOLF & COUNTRY CLUB

2月26日(日)

 パタヤ近くの2つの名コース、レムチャバンとブラパ。
あいにくレムチャバンはティータイムがとれず、ブラパへ行く。
朝7時30分に「ティーチャー中谷のゴルフしタイぞー」で紹介されている、トンディー号に迎えにきてもらいパタヤへ。バンコクから約1時間30分。
 トンディー号は12、3人乗りのワゴンで、我々4人では少しもったいない。しかも、料金は往復で2,000バーツ。1.5ラウンドするまで待たせて、なんだか申し訳ないくらい。
バンプラは海が近いせいか風が心地よい。2人乗りカートに2人のキャディーを後ろにつかまらせてフェアウェーを走る。
 AMERICAN WOOD、BRITISH LINKS を廻り昼食。続いて CYSTALを廻る。あとDUNE があるが、これは時間切れ。フェアウェーはまったく文句なし。グリーンはコウライでまあ上出来。とくにクリスタルの方のグリーンはいい。
ゆったりとアップダウンもあり、バンコク周辺では見られない小高い山並みが見える。コースの周辺はおしゃれな別荘が取り巻き、花が植えられ眺めも良い。
 所々に池はあるが気になるほではなく、ようやく私のスコアも落ちついてきた。が、こうなるとやっぱりうまいひとが本領発揮で、クラチャン・N川さんが39、38、38で他の3人もそう悪くないのだが薄皮をはがされるようにやられて一人勝ち。

周辺は瀟洒な別荘が並ぶ。
池もあるがそう気にならない。
雰囲気はあくまでのんびりしている。
コースの景観に格調がある。
フェアウェーにうねりがある。
ミドルで400ヤードを越えるのも多く、462ヤード・パー4もある。
茶店は3ホールにひとつ。
花壇とバンコクにない山並み。
別荘を背景にN川さん。
いくら位するのかなあ〜、この別荘。
ショートホール、ゆうちゃんのアドレス。
Y田さんのパッティング。

●BURAPHA GOLF & COUNTRY CLUB ブラパ・ゴルフアンドカントリークラブ

コースデザイン:デビッド・グラハム&ゲーリー・パンクス
週末グリーンフィ:1,700バーツ。カート:600バーツ(2人乗り)

 7時にバンコクに帰り、トンディーにホテルで荷物を下ろし、タニヤをとおり、ソンブーンまで送ってもらう。
定番、カニのカレー味卵とじ(プーパッポンカリー)、トムヤンクン、青菜の炒め、エビ炒め、カキの卵とじ等々、シンハビール、ワイン、日本酒、カタキのように食べ、飲んでN川さんのニギリの勝ちでの援助があり、1人1,000バーツ。
 タニヤで1時間のフットマッサージ。ホテルに帰り、さらにボディーオイルマッサージ。極楽極楽。

LAKEWOOD COUNTRY CLUB

2月27日(月)

 さて、あっという間に最終日。タクシー2台に分乗し、日本人お馴染みのレークウッドへ。(2003年版にも紹介)
月曜日とあって空きすきで、Lake、Wood、Rockのうち、Woodがお休み。ブルーティでロックからレークとまわる。
風が爽やかにあり、晴れているが暑くなくまことに快適。
フェアウェーもコウライのグリーンもグッドで、体も良く回り快調。距離があってもフェアウェーがいいので苦手なウッドが苦痛でない。
 ワンラウンド目、それぞれ83、79、77、81。後のハーフをロックに戻り、39、38,39,43。接戦ではあるが、ハンデの有利さで私が勝ち頭。
ようやくにして、シャワーの後のビール代を払わせていただいた。なお、このコースには日本式の風呂もある。

堂々としたクラブハウス。下はコースに出たところの植え込み。
N川さんのアドレスとフォロー。
さすがハンデ1。(顔は下手そうなんだけど…?)
ゆうちゃん。
Y田さんのインパクト。きれいですねえ〜。

●LAKEWOOD COUNTRY CLUB レークウッド・カントリークラブ

http://www.lakewoodcountryclub.co.th/

グリーンフィ:1,850バーツ。
 いったんホテルに荷物を取りに帰り、そこでフットマッサージ。荷物室で着替えて空港へ。
日本料理の居酒屋へはいる。が、日本並みの料金ではあったが、タイの安さになれた身には「えっ!」と驚いてしまった。
 「まあ、ほどほどにして飛行機のなかでしっかり飲もう」ということにする。
翌日早朝、中部空降着。連絡船に乗り、そのまま会社へ出勤。