スコットランドの人に言わせると、ゴルフは雪さえ積もらなかったらどんなに寒くても快適な楽しみであるという。ゴルフにとっての難敵は風のみだそうである。
 ま、そうかもしれないが、日本の冬のゴルフ、還暦を過ぎた私にとって、カラダは回らないわ、芝のないところからクリーンに打つ技術はないわで、そう快適でもない。やっぱり、ゴルフは暖かいところでやりたい。で、はじめてタイに行ってみた。

 1月31日、関空─バンコク─チェンマイ─バンコク─関空のタイ航空の料金は利用税も含め45,550円。ホテルも安いし、物価も安い。まさにゴルファー天国のタイランドでありました。
 皆様もぜひ行ってみてください。クセになりそうです。ただし、4月から10月は雨期と暑さでチョットということだそうです。

Lakewood Country Club

 レイクウッド・カントリークラブはバンコクから30分くらい。タクシーで300〜400バーツくらい。(以下1バーツは約3円)
受付で「オンリー・アイ」「オーライ、コンビネーション、アザープレーヤー」とかなんとか、あやしい英語でエントリーをして、お金を払う。今日は土曜とあってキャデーフィ込みで2,800バーツとすこし高い。
お客さんは日本企業の駐在さんが多い。「お、早いな」とか「いつもお世話になります」とか言い合っている。まずは、テラスで麺など食べてという単身赴任者の週末風景である。わたしは、一泊30US$の高級ホテル(?)の朝飯バイキング(サービス)をしっかり食べてきたので、レモンジュースなどを優雅に飲んで、キャディーとともに練習場へ。
 練習場は広く、芝の上から打つ。50球で40バーツ。

 スタートのところで、パッティングの練習をしていたらキャディーマスターに呼ばれて、まずはLAKEコースからティオフ。大阪から来た2人ずれと一緒。
 「わし、タイは15回目です」というこの人、1年に9回来たこともあったそうで、「このコースもお馴染みですか?」と聞くと、「こんな高級なコースはまず来ません。初めてですわ」とか…。

 コースはよく手入れされていて、グリーンもコウライだがあんがい早い。白から打ったけど距離はまあまあ適当で、ところどころ難しい距離を要求される。WOODの18番はかなり長い。風景は日本のコースと違わない。大阪弁を聞いていると、外国とは思えない。
 「そう暑くないですね」というと、一年中で今が一番快適な季節とのこと。が、この2人、キャディーを2人づつつけている(1人200バーツ+チップ100バーツくらい)。1人は傘を持って日陰を作っている。で、ティーグランドなどで待つ間、足や肩をもんでもらっている。わたしのキャディーもそれを見て、「マッサージ?」と聞いてくるが、「ノウ、サンキュー」。バンコクでしっかりタイ・トラディッショナル・マッサージに行こうっと!
12時前にスタートして、4時半頃上がり、シャワー、ビールをしてタクシーを待つ。

 バンコクのホテルに戻り、スクムヴィット通りのカノクェートという盲人のマッサージに行く。2時間で300バーツ。ゴルフして2時間もマッサージ。ばちが当たりそう。但し、2時間というのは考えもので、気持ちがいいので1時間半は眠ってしまっている。

Royal Chiang Mai Golf Resort

https://www.chiangmaigolf.com/

 チェンマイはバンコクから飛行機で1時間10分。タイ航空でバンコクに行くとプラス4000円で往復できる。
 ホームページでこのコースを見てみたら、パッケージプランで一泊二日ゴルフやり放題というのが、シングル・ルーム2,300バーツ、ツインだと、なんと1,900バーツとあった。2,300バーツ、6,900円ですぞ。ホテル、朝飯、ゴルフ2日間、しかも空港送り迎えつき。

 ロイヤル・チェンマイ・ゴルフリゾートはチェンマイ空港から北東へ40分くらい。遠くに高い山並みが見え、日本の高原リゾートのおもむき。
 ホテルも立派なもので、プールサイドにはヨーロッパのおばさんやおじさんがくつろいでいる。
 ゴルフ場は隣で、立派なクラブハウスとプロショップがある。プロショップでキャディ・フィ200バーツを払い、スタート。
 2ホールばかり行き、ティーグランドで前が空くのをまっていたら、後のペアに追いつかれた。「ご一緒しませんか」というので、「イエス、グラッド、アイム、ノーブロブレム」とまたヘタな英語で答える。
 「日本は寒く、ここはパラダイス。で、どちらから?」「フィンランド。こちらに来る日はマイナス22度でした」という、は〜、上には上があるもんだ。そりゃーパラダイスどころじゃないわな。
 ご主人のカリ・サリアスさんは現在56才で、2年前にIBMをリタイヤし、現在その関係の子会社の副社長。20日ばかりバカンスをとり、マレー半島の旅をしているとのこと。ゴルフの腕前はまあまあで、「ハンデはおいくつ?」と聞くと、「ひどいものさ」というが12か13くらいに見えた。「そちらは?」と聞くので、正直に「イレブン」というと、「うそだろ、シングルだろ」に「5年前はね」とかわす。ま、この日はあたたかく、体も良く回りショットが良かったからそう見えたかも知れない。
 奥さんは25から28くらいかな〜(年令ではなくハンデが)。なんと名前はマリア様!
 コース良し、同伴者も良し、きもちのいいゴルフができた。以下はそのスナップ写真です。

ホテル
できるならゆったりとアフターゴルフを
ゴルフ場のフロント、右がプロショップ
コース側から見たクラブハウス
18番をクラブハウス側から
フィンランドのご夫妻
コースボードは万国共通?
たのしいキャディーさん
とっつきやすい雰囲気は日本と変わらない

 次の日も朝7時26分スタート。今日こそはのんびりとフルバックからと思っていたら、私のキャディーと後のキャディーが仲良しらしく、一緒にという。こんどは台湾の坊ちゃん風新婚さん。これがまあ、2人揃って超ヘタ、超遅、超無知の三拍子。最悪のシチュエーション。途中からキャディーもあきれ、トップしたアプローチをグリーン上で足で止め、2、3メーターのパットは「OK!」と掛け声をかけている。ヤツらも「サンキュー」なんて嬉しそうにいっている。
 見るとはなしに見ているとグッタリと疲れてしまいそう。ま、こちらはカンケーなく真剣にやる。キャディーがスコアをつけてくれて、パーのところは○でかこみ、バーディーには太い△で囲んで、ダボでも叩くと一緒に悔しがってくれる。自然、売店に来るごとに水(25バーツ)やリポビタン(そっくりなもの、20バーツ)をサービスする。

 昼すぎに上がり、サンドイッチとビール。ホテルに帰り、シャワーをしてチェックアウト。2,300バーツに追加はゼロ。
 空港への途中お土産屋さんによってというと、一組ご一緒していただいて、その方達をホテルに送ってからでよかったらと言うので「もちろん、OK」という。なんと、ゴルフ場で拾ったその一組は先ほどの台湾坊ちゃん新婚組であった。ご縁あるのかなあ〜と思ったが、名刺ひとつも渡す気にはなれなかった。悪気のあるヤツらではけっしてなく、むしろ可愛気も感じられるカップルなのだが…。

 バンコクに帰り、その夜はかの有名なタニヤ通りへ。
 まさに、新宿歌舞伎町、もしくはミナミそのもの。キャバレーの店先にネエチャンがズラリ。寿司屋、居酒屋、日本語の看板のオンパレード。
 オクラにオカカの乗った突き出し、ビール、お刺身盛合せ、サバの塩焼き、お酒二合、カッパ巻き…。やっぱ、日本人はこれだなあ〜。トホホ。うま〜!「ここって、ほんとに日本とちゃうの?」という感じ。

 飛行機代、ゴルフ、ホテル、食事、マッサージ4回、フット・マッサージ2回、なんもかも入れて10万円。「冬はこれやな!」と納得のタイでありました。
 以下、タイでのゴルフに関するWEBサイトをご紹介します。ぜひお出かけ下さい。

ご参考サイト

Thai Airways International
タイランドゴルフ情報&バンコクプーケットガイド